【スマブラX】青い三剣士と！【亜空の使者】

修業 ページ29

その夜は起こされることは無かった。何の異変も無かったので、配慮してもらえたのだ。

明朝、剣のぶつかり合う音で目が覚める。

メタ｢はあ！」
マルス｢甘いっ！」
メタ｢ふんッ！」

メタナイトさんの剣をマルスさんがカウンター。それを緊急回避するメタナイトさん｡

貴｢...おはようございます」
メタ｢起こしてしまったか、おはよう」
マルス｢おはよう」
メタ｢アイクはまだ眠っているようだな。」
貴｢まあ、まだ早いですしね。」
マルス｢そうだね。Aも参加するかい？」
貴｢はい。是非お願いします。」

剣を抜いて二人の場所に歩み寄る。

メタ｢始め！」


貴｢はぁぁぁぁっ！」
マルス｢ふんっ！」

キンッ！


貴｢...っ」

スタッ


マルスさんに勢いよく斬りかかるが、ファルシオンで受け止められる。つばぜり合いには不利なので後ろに跳んで距離をとる。

剣術修業なので魔法は使わないことにしている。

ガキン！ギン！キイン！

メタナイトさんが後ろから迫るのを、剣で受け止めてしばらく打ち合いになる。


マルス｢はあっ！」
貴｢！」
メタ｢くっ...！」

そこに後ろからマルスさんが突っ込んでくる。私は上に跳んで避け、マルスさんとメタナイトさんが一対一になる。

今回のルールは、一撃でもくらえば終わり。たとえそれが剣術でも、打撃でも。
すかさず低い姿勢になって走り寄り、二人が気付かないうちに近寄って...


貴｢とうっ」

マルス｢うわっ！？」

マルスさんに足払いをかける。
マルスさんを押さえ込んで相手に降参させた。


…と、首元に冷たい感覚。

メタ｢今回は私の勝ちのようだな」
回り込んでいたメタナイトさんに、ギャラクシアを首に突きつけられていた。

貴｢そうですね」

両手を挙げて、降参の意を示した。

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