天使.12 ページ14
｢呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン！Knightsの王さま、月永レオの登場だぞっ☆｣
｢遅いですよ、leader｣
｢ええ？これでも全力疾走で来たんだけど…？｣
バン！と勢いよく屋上の扉を開ければ、腕組みをしたスオーとスンスンと鼻をすすりながら頬を染めているA
え？何？
おれ変なタイミングで来た？事後？事後なの？
一線越えちゃったの！？！？
｢お前らには健全な高校生で居て欲しかった…!!!｣
｢何か変な勘違いをされている様ですので言いますが、私達は至って健全な高校生です。それにお前ら、って貴方は健全では無いことをしたんですか？｣
｢あー、うー、矢継ぎ早に話を進めんな！追いつけないだろー？あとおれのことは詮索拒否だ！わはははっ！｣
『レオお兄さん…』
バカ笑いをしてれば、まだうっすらと涙を溜めたAが服の裾を掴んできた
うん！今日も天使だ！大好き！愛してる！
…ああ、決しておれも事後があるとかじゃないから安心して？
なんたって輝かしいアイドルだからなっ♪
｢よーしよしよし♪授業をおさぼりしてまでの事があったんだろー？それでおれを呼んだ！お！我ながら天才♪｣
『ごめんなさい…レオお兄さ…』
また嗚咽を漏らし始めるA
おれは理由が全くわからなくて目を白黒させていれば、スオーが横からハンカチを差し出して説明をしてくれた
…最初からそれ出しててやれよ、とか心のうちに秘めておいてやる
｢どうやら未来の私達を思い出して恋しくなってしまったみたいなんです……｣
ああ、それはおれでも解決し難い難事件だな！
おれは確かにおれだけど、未来人じゃないし。
｢…やはりleaderでもどうにも出来ませんよね…｣
｢そーゆー事は言うなよな、スオー？お前の悪いところ。｣
｢あいたっ…でも事実です。現にleaderも頭を悩ませているではありませんか。｣
デコピンを御見舞すればキッと睨まれ、正論を突きつけられる
少し離れたところでハンカチをぎゅっと握り涙を流すAを見て、胸が締め付けられる
なんだか
｢それだ！｣
｢うわっ、なんですか急に…｣
｢おいスオー！今すぐKnightsの騎士を集めろ！王さま命令だ！｣
｢今は授業中で…！…なるほど、仰せのままに。｣
スオーはスマホをいじり、別でおれはAに近づく
｢A！歌おう！少し早いけど今からレッスンだっ☆｣
『へ？』
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夢花(仮垢) - はよ！はよ！！！(ゆうたくんと同じクラスなの嬉しい((殴 ) (2019年7月9日 10時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
さゆな(プロフ) - 夜月さん» 夜月さんこんにちは！私です！ww幼女にするか悩んだんですよ...ありがとうございます！更新頑張るのでよろしくお願いします！！ (2019年7月2日 11時) (レス) id: b90089acae (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - 誰かと思ったら貴方様でしたかwシンデレラの方も見てます♪今回は…レオ(knights)中心なんですかね？いやーレオが叔父さんw想像つかないw私に天使が舞い降りたにタイトルが似てたので幼女かな？って思ったらまさかの物理的()こっちも展開楽しみにしてます♪ (2019年6月30日 12時) (レス) id: 3bb4ad65c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さゆな | 作成日時：2019年6月29日 8時
