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「リッツ!!!いま病院から連絡があって...!Aが...目を覚ましたって!!!!」


それは突然の事で。
王様がドタバタと2-Bに来たと思ったら大声でそう言った。

ざわつく教室。
俺は飛び起きて一目散に走り出す。


「(あの子が、Aが目を覚ました...!)」


息が苦しいのなんてどうでもいいし、日光のせいでクラクラするなんてきっと気の所為。

むちゃくちゃでこんがらがってしまった気持ちを抑えて俺は病院に向かう。

着く頃には、汗だくになって息も切れてしまっていた。


「A...!」


病室の扉を開ければ橙色の髪を揺らし、少し寝ぼけたようなグリーンの瞳が俺を映した。


『...先輩?』

「A...」


どんだけ寝てたのとか俺よりも寝るじゃんとか、ずっと俺を1人にして許さないから、とか。
そんな気持ちが膨らんで、でも言葉が出なくて。


代わりに俺は、この子の名前を呼んでぎゅっと抱きしめた。

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苺ミルク飴(プロフ) - すごく面白かったです!!!続きがとても気になります!!更新、楽しみにして待ってますね!頑張ってください!応援してます! (2021年12月14日 20時) (レス) @page31 id: 976df8db05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なこ x他2人 | 作成日時:2019年7月26日 0時

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