スートの突発中編集&短編集！5(ジャンプ系多し)←

DQMJ3ー1ー ページ28

キングノチョーラから復活した
大魔王マデュラージャ…


大魔王に魔法をかけられそうな
ジョーカーを守ったのは、姉のメルドと…
ジョーカーの先祖にあたる2人だった。


「まさか……！」


「メルド……！」


「……！？
そうか……、貴様ら！
我輩が操ろうとしても操れなかった
あの一族の末裔か！！」


「ジョーカー、
今はあいつを倒すのに集中して。

世界に平和もたらすため、
あなたが力を出すのならば
私は全力であなたを支える。

それが私の役目だもの…！」


「メルド！
オレらも行くぞ！」


「JESTER……えぇ。

ジョーカーはマデュラージャをお願い。

この子たちは
私たちで必ず浄化するわ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

JOKERとJESTERは
究極の姿、WORLDとなり
アロマたちを浄化した。

そしてジョーカーは、
大魔王を倒した……


「バカな……！
我輩は、あまたの魔物の頂点に立つ
魔界の王。

この別世界にあふれる
魔王族とは別格の存在ぞ……！

わ…我輩は、王として……

く……っ！

決して、誰にも負けるわけにはゆかぬ！」


「…もう、勝負は着いている。
あなたもわかっているはずよ、
これ以上、戦っても無意味だと……」


メルドの言葉に
マデュラージャは黙りこむ…
図星をつかれたように…


「ノチョーラとして暮らしていた時間を
お前は屈辱と称していたが
はたしてそうだったか。

魔王と神獣という立場を忘れた
あの時は……
たがいに協力し、楽しく暮らしていたはずだ。」


「それに、人間のチカラも
認めているのだろう？
でなければモンスターマスターなど使うまい。

彼らは種族を越えて
魔物にも愛情を注げる。
その愛が魔物を大きく強く育てるのだ。


……どうだろう？
我らも人間をみならい
あの頃のように、ともに生きていかないか？」


2匹の説得により
マデュラージャは魔界の門を閉ざさないと約束すればしばらくは休戦という取引によりしばらくは休戦となった…


「……ジョーカーと言ったか。
確かに、貴様の魔物はよく育てられている。

これからも魔界へ来ることがあったら
出会った魔物たちを鍛えてやってくれ。

我輩も時には相手になってやろう。
だが……こたびのように
楽に勝てるとは思わぬことだ。」


こうして、ブレイクワールドだけでなく
魔界を含む全ての世界に平和が訪れた。

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