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第2話 ページ15

女性…ミズキの声で
デンジとオーバは固まる。
そして扉の方を見て更に目を見開いた。


「「ミズキ…!?」」


「あらあら、昔っから喧嘩早いとは思ってたけど…ここまでなの?

マスターさん、
コーヒーとジュース、1つずつお願いします。」


「少々待っててな。」


「ハァ…まったく、
まずその手を離しなさい。」


デンジの胸倉を掴んでいる
オーバの手を離し、
ミズキはカウンター席へと座る。

しかし座ろうとすると
視界の端で見知った2人が映る。


「?…あらあら!
もしかしてサトシくんとタケシくん?
久しぶりね〜!」


「やっぱり、ミズキさん!
お久しぶりです!」


顔見知りであるサトシは立ち上がり
ミズキと向き合うが
タケシがその間に入りミズキを口説く。

しかしグレッグルのどくづきが決まり
タケシは引きずられて行った…


「…あらあら……」


「(苦笑)」


「あら、可愛い女の子。
サトシくんの彼女さん?」


サトシたちのいた席にいる女の子に
そう言うと彼女は顔を赤くして
“違います!”っと否定した。


「あたしはヒカリと言います。
決してサトシの彼女ではありません!」


「今、オレたちと一緒に
旅をしているんです。」


「あらあらそうなの。
はじめまして、私はミズキ。

カントーにあるバトルフロンティアの1つ
“バトルアンダーグランド”の
フロンティアブレーンよ。」


“どうぞよろしく”
ニコリッと笑ったミズキに
ヒカリは見惚れるも“フロンティアブレーン”と聞いて驚いた。


「フロンティアブレーンって…
ジンダイさんと同じ…」


「あらあらジンダイさんに会ってたの?
あの人、シンオウに進出してたなんて…」


ブツブツと冒険好きの男性に向けて文句を言っているとデンジがミズキの肩を掴んだ。


「……」


「デ、デンジ…?」


「お前、今までどこにいた?
フロンティアブレーンってどういうことだよ?」


低い声にビクリッとし
オーバに助けを求めるも
彼もデンジと同じような顔をしていた。


「あらあら……」


「まぁまぁ。
デンジもオーバも落ち着け。
ミズキ、飲み物入ったぞ。」

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スート - ここ松さん» 面白いっと言ってくれてありがとうございます!嬉しい限りです!またリクエストあったらよろしくお願いします!(答えられるかどうか不明ですが;;←) (2017年9月24日 22時) (レス) id: 585dbff7e7 (このIDを非表示/違反報告)
ここ松 - 大丈夫です!面白いですよ! (2017年9月24日 21時) (レス) id: 352fae32d2 (このIDを非表示/違反報告)
スート - ここ松さん» コメントありがとうございます!!すみませんが…斉木を見たことがないので物語は出来辛いです……(;∀;)不出来な作者でマジすみません…!!m(;_ _;)m (2017年9月24日 15時) (レス) id: 585dbff7e7 (このIDを非表示/違反報告)
ここ松 - リクエストよろしいですか?もしもポケダンの主人公が斉木君だったらというのは出来ますか? (2017年9月24日 14時) (レス) id: 352fae32d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スート | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年9月22日 15時

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