二話 ページ4
塔矢「さてと・・・俺も行くか。」
黒部「遠慮はいりません。潰すつもりで鍛えなさい。」
塔矢「はいよー。」
A目線
A「よっと・・・こんなもんかな。」
真っ白になったシーツと布団を干して地べたに腰掛け少し考える。
征十郎は洛山高校 敦は陽泉高校 大輝は桐皇学園高校 真太郎は秀徳高校 リョータは・・・海常高校 テツヤが誠凛高校・・だったな。
誠凛はまだ立って二年の新設校。去年はだめだったけど今年は全国で優勝できるかもってくらいにメンツがいいのよね。カントクの子もそこらのヘタな指導者よりキレがあるし…
A「あーもう!わかんないよ!」
?「何が?」
A「うわっ!びっくりした。なんだ入江さんかぁ。」
入江「ごめん。びっくりした?」
A「いえ、ちょっと考え事をしてただけなので。どうしたんですか?」
入江「いつもは霧沢コーチと一緒に来るのに今日はいなかったからさ。どうしたのかなって。」
A「すみません。掃除を頼まれてたので、ほら、今度新しく来る高校生の。」
入江「ああ、確かバスケ部が体力づくりに来るんだっけ。」
A「ええ、そこに私の中学時代の後輩がいるかもしれないのでちょっと気になってたんです。」
A「といってもその子がいる高校とは限りませんし今でもバスケット続けてるのかは分かりませんけど。」
入江「ふーん。会えるといいね。」
A「そう・・・ですね。さて、いきましょ?また兄がうるさくなるので。」
入江「うん」
そういって二人で立ち上がる。
もしかしたらばれてるかもしれないけど、今のは無理やり話題をそらした。
あまり話してると全部言っちゃいそうだから。
彼と、あの子たちの事。
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玄月(プロフ) - 朔氷さん» コメントありがとうございます!気づくのが遅くなってしまってすみません。更新頑張らせていただきます! (2014年8月1日 11時) (レス) id: 97421d7314 (このIDを非表示/違反報告)
朔氷 - 続き、楽しみにしてます! (2014年7月30日 12時) (レス) id: 51a73e4c7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玄月 | 作成日時:2014年6月20日 23時