Family33 ページ33
カラ松side
なぜだ……。
置いて行かれたぞ。
ふと目を離した隙に、みんないないし。
「はあ、バイク使うか……あっ車の上に積んでるんだった」
困ったな、この辺は交通の便が良くない。
おそ松兄さんは一体何をしてるんだ……。
連絡を取ろうと携帯を取り出そうとした。
その時、背後に何やら気配を感じた。
携帯を取り出すつもりだった手を、銃へと持ち変える。
勢いよく振り向き、銃を構えた。
「おー怖いな、松野 カラ松くん?」
「俺を知っている……?何者だ」
「梅雪 Aって知ってる?」
「っ?!!」
突然、Aの名を出されて動揺してしまう。
「その反応……どうやら松野ファミリーにいるみたいだね?」
一瞬の表情も、奴は見逃さなかった。
「……だったら何だ」
「いやいや、゛ウチのA゛を返せっつってんだよ」
口調が乱れた。
ウチの……?
まさか、Aのいたマフィアのボス?
いや、確かにおそ松兄さんが殺したはずだ。
ならばこいつは……?
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年中寄りの箱推し - 題名を見て、某パズルゲームの変態魔導士を思い出した俺氏www (2016年2月22日 0時) (レス) id: 13665f03bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彗 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sui12141/
作成日時:2016年1月3日 23時