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入学して間もなく始まる体験入部。
人見知りな私の足は、体育館の前で止まっていた。
どうしようか、やっぱり帰ろうか、と考えていたとき…
目の前の扉がギィッと錆びついた音を立てながら開いた。
「ちょっ…岩ちゃ……
アレ?キミは…?」
下を向いていたから、見えたのは2人分の足。
急な登場に頭がついていかなかった。
「あ、あの!マネージャー希望です…!」
なんとか言えたその言葉は、小さく、震えていて、聞き取れたかどうかわからないくらいの細さ。
「そっか!
ようこそ、青城バレー部へ!」
そんな私を、真っ先に温かく迎えてくれたのが貴方でした。
私の幸せな高校生活の始まりは、貴方がきっかけでした。
1、ありがとう
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作者名:惟那 | 作成日時:2017年3月26日 21時