従兄妹にお世話になることになりました【まふまふ】

《48》 ページ49

う｢あっ、LINE交換しようよ！何かあった時の緊急時のためにさ｣








圧倒的デジャブみをめちゃくちゃ感じます…！！








貴『これ以上！アイドルとの！連絡を知るのは！ダメです！！私！ただの一般人です！！』


う｢いいからいいから！｣









また流れでもらってしまった。本当に一般人の私に教えていいのか、この人達…









貴『あっ、そういえば…うらたさんはなぜ家に？元々来てもらう予定だったからってまふくん言ってましたけど…』


う｢あいつ今日生放送するって話は聞いてる？｣


貴『はい、ついでに私のことを話すとか…』


う｢活動歴長いくせに、放送とるのめちゃくちゃ緊張するみたいでね。予定が合ったら毎回様子見に来てるの。

今日はただの雑談放送じゃなくて、Aちゃんの事もサラッとだとしても言うから余計に緊張してるみたい｣


貴『なるほど、そういう事でしたか…うらたさん、優しいですね』


う｢え？俺？｣


貴『いくら友達でもまふくんが放送をする度に、実際に家に来てまで様子見に来ませんよ』


う｢なんかそう言われると照れるな〜｣


貴『まふくんとは付き合いが長いんですか？』


う｢うん、めちゃくちゃ長いよ。活動始めてすぐくらいからだから…どうだろ、10年とかは超えてるね｣


貴『そんなに…？！10年以上の友達…』


う｢俺達 特殊だし、なかなか想像出来ないでしょ！｣


貴『はい…でも今でも仲良くずっと続くだなんて、お互い人として出来ているんだろうなって思います』









お世辞ではなく心底そう思う。この様子だと10年以上変わらず仲がいい事が伺えるなんて、

互いが良い人間だと思い合っていないと普通はできることじゃない。


経験したことはなくとも、それは分かる。









う｢いやぁ、なんか恥ずかしいなw｣


貴『すっ、すみません！生意気な口きいて…！』


う｢全然そんな事ないよ。Aちゃんってほんといい子だね｣


貴『い、いい子…』








ストレートにそう言われては笑いかけられて顔が赤くなるのは生理現象と言ってもいいくらいな気がする。








う｢まふから色々話は聞いてるよ。でも無理しすぎないようにね。

まふに言いずらかったら俺に連絡くれてもいいし、そらるさんだっているし｣


貴『と、特に無理とかは…』








してないはず、いやほんとに。

ここに来てからはまふくんと上手くやってるし…

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