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坂「明日から学校やっけ?」
貴『あっはい!ここ2日色々ありましたけど、世の中からすれば普通の土日ですしね』
坂「疲れ残らんように今日は早めに寝るんやで!じゃあそろそろまふん家着くし、上まで荷物持ってくよ」
貴『大丈夫です大丈夫です大丈夫です!エレベーター乗ってすぐですから!これ以上ご迷惑をおかけするわけには…』
これ以上何かしてもらうのはさすがに申し訳なさすぎる。
頭が地面にめり込むレベルで申し訳ないから本当にお気になさらず…
とにかく大丈夫ですアピールをしていたらマンションの前にタクシーが止まったので、とりあえず荷物を持って外に出る。
坂「…そう?じゃあここで解散しよっか」
貴『は、はい!今日は本当にありがとうございました!』
坂「はーい。またね、バイバイ!」
貴『はい!お気を付けて!』
タクシーの扉が締まり、坂田さんにニコニコと笑顔で方手を振られ反射的に頭を下げるとタクシーは動き出した。
貴『お、終わった…』
特に坂田さんですか?と話しかけられることも、女性から見られることも無く終わった。
そして何より異性に耐性が無い私がイケメン相手によく最後まで生きて生還した、偉いぞ私。
自分を心の中で称えながら両手で荷物を持ち、エレベーターへと乗り込んでまふくんの号室の扉へと向かう。
荷物を床に置いてカバンからまふくんから受け取った鍵を取り出して扉を開けると、部屋からは音が一切聞こえてこない。
貴『(まだ寝てるのかな?)』
そう思いゆっくりと静かに部屋に入っては全ての鍵を閉めて荷物を全て自室に置き、こっそりと寝室の扉を開けてみる。
予想通りまふくんはまだ寝ていて、いろはとぽてとも一緒に寝ていた。
再びこっそりと扉を閉めて、とりあえず少し休憩がしたくてリビングのソファで寝転がってみると急に疲労がどっと降り掛かってくる。
それと同時に猛烈な眠気に襲われてしまい、そのままソファの上で寝てしまった。
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れー - めちゃくちゃおもしろいです! (2020年8月9日 16時) (レス) id: 8ab926093f (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - 柴イヌさん» 偉そうに言える立場ではありませんがぜひ...待っているというお言葉がきけて嬉しい限りです(T_T) (2020年5月21日 5時) (レス) id: eb4905d3d3 (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - 柚柚さん» そう言っていただけて本当にありがたい限りです、本当にありがとうございます(/ _ ; ) (2020年5月21日 5時) (レス) id: eb4905d3d3 (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - 四季?゚?.゚?さん» こちらのワガママですみません、、、そしてありがとうございます( ; ; ) (2020年5月21日 5時) (レス) id: eb4905d3d3 (このIDを非表示/違反報告)
柴イヌ - そうなんですか。多分自分はソルトさんよりも年下で学生です。是非ソルトさんのアドバイスを参考にさしてもらいます。ありがとうございます。ソルトさんの作品大好きなのでこんな奴で良ければいつでも待ってます!!無理をせずソルトさんのペースで頑張って下さい! (2020年5月20日 15時) (レス) id: 525b615957 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シュガ~ソルト | 作成日時:2020年3月19日 18時