従兄妹にお世話になることになりました【まふまふ】

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その後2時間弱もかけて家具を選び、決済を済ませて配送のための手続きへと入る。



一応手続きはまふくんの名義でと言われていたものの、その話をまふくんがふと思い出して言ったのは

朝、というか昼におはようと言い合った時だった。


その時はまふくんは寝起きでまだ頭が回っていなくて、私は課題に集中していたから軽く聞いてしまい

かなりの確認不足のまま坂田さんがインターホンを鳴らしたのだ。



とりあえず手続きのための紙に手を出してみるものの、
まふくんのマンションに向かう際にお母さんからLINEで送られてきた住所しか書けない。







貴『えっ…と……』







親戚とはいえまふくんの下の名前の漢字が確かではない。


多分 相川真冬で合ってるとは思うけどどうなんだろうか…
もしかしたら相川麻冬、もしくは馬冬、魔冬…はないか。だとしても確実なものがどれか分からない…








坂｢なんか分からんことあった？｣


貴『まふくんの苗字と住所しか分かりません…まふゆの漢字が合ってるのかも、電話番号さえ…』







確実にまふくんが配送屋さんを相手に出来る大体の時間や電話番号、その他諸々の必要事項もちんぷんかんぷんだ。








坂｢うーんと？名前と電話番号、配送時間と、あとは…？……よし分かった、俺書くわ。ペン貸して？｣







そう言われて申し訳なく思いつつ隣のイスに座っている坂田さんに紙とボールペンを渡すと、

何かを思い出すかのように少し考えながらスラスラと書いたり、
時折スマホを取り出したりして必要事項を埋めていった。


申し訳ないの塊が頭にのしかかりにのしかかって、頭が上がらない…









貴『ほんとすみません色々と…』


坂｢こんくらい いいってことよ｣









ようやく手続きは終わり、聞くところによると

この時期はあまり家具の配送件数が少ないらしく3日後には届けてくれるそうだ。早くて助かる。




ーー




坂｢ん〜！色々買ったなぁ。次行きたいとことかある？｣







実は雑貨類を買うためにFr〇ncfr〇ncに寄ってみたかったりする。

だけど男性の坂田さんには抵抗がある店かなとも思いつつもこの店で雑貨を揃えてみたい気持ちもある…

とりあえず聞くだけ、聞くだけ…

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