何やってんだお前は! ページ11
「いやぁ…災難でしたね！大丈夫でした？」
ヒヨリは俺達に笑顔を見せた。
「あっ…うん、ありがとう！サインだよね、ごめん時間かかるけど今から書くから…。」
だが、
「…いえ、やっぱりサインはいいです。なんだかお邪魔しちゃってすいません。」
ヒヨリは色紙をカバンにしまい、輝くような笑顔で言った。
「せっかくのお休み、彼氏さんと満喫してください！」
「え？」
一時的に間が空き、モモが恐ろしい形相で必死に弁論した。
「いやいやいやぜっっったいに無いから!!このニートジャージ彼氏じゃなくてお兄ちゃんだから!!!!」
「ニートジャージってなんだよ!!?」
「妹さんの彼氏に間違えられるなんて妹さんが可哀想すぎます！ご主人なに考えてるんですか、サイテーです!!」
「俺のせいかよ!!!?」
ヒヨリはキョトンとして、ヒビヤは哀れむようにして俺を見ていた。
くそっ、なんで俺だけこんな目にっ……！
『わりぃ、遅くなった〜。』
今更ジュースの缶やペットボトルを抱えたユウキが戻ってきた。
「お前遅すぎるだろ！どこ行ってたんだ!!」
『いやぁ…モモちゃんリクエストの炭酸入りおしるこが見つからなくって。』
そりゃぁあんな飲み物がそこらにある自販機で売っている訳がない。
『で、四つ先の自販機まで行ってた。』
「遠くまで行ったな!?」
『それだけじゃねぇぞ、自販機に入れた"野口英世"が戻らなくなって蹴っていたらお巡りさんに職質されてさぁ。』
一体コイツは何をしてんだか……。
『んでもって、ちょっとヤミ金とかの事話したら顔真っ青にして帰ったぜwww』
「何やってんだお前は!!!」
『俺も有名になったもんだなぁwww』
「笑い事じゃねえぇ!!!!」
『あ、しかも別の自販機で一本当たった。』
なんだそのどうでもいい情報!!
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稀羅(プロフ) - 生クリィ〜ムさん» 更新早くできるよう頑張ってるのと、長く書きすぎて１ページじゃまとまらないんで分けてます笑笑 (2014年7月15日 18時) (携帯から) (
レス) id: 0a116ef314 (このIDを非表示/違反報告)
生クリィ〜ム - 更新はやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！！！ (2014年7月14日 21時) (レス) id: 4489838bdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺羅 | 作成日時：2014年7月13日 22時
