結婚式に推しさんがいた。【青】

11話 ページ12

『はい、じゃ、ここでお別れだと思うんで』


こ「うん」


『また会える日があったらその時はその時で』


こ「うん」



私達が住んでいる駅に着き瑞希さんとは多分お別れ

あ、ちなみに電車の中でLINEを交換しました(強制的にさせられた)


『お疲れ様でした。色々頑張ってくださいね。それじゃ、さようならです』


こ「うん、お疲れ様、Aちゃんも頑張ってね。ばいばーい」



と、天使スマイルを私に向け手を振ってくれた


これがころんくんだと思うと色々やばい

私はちょっとだけ手を振り返し回れ右をして早足で自分の家の方向に向かった、




のだが……



こ「…………」



え、着いてきてんの？？？


後ろを振り向くとバッチリ瑞希さんがいた



『……あの、なんですか？』


そう話しかけるとキョトンとした表情を浮かべた瑞希さん


いや可愛いですな()


こ「なんですか？って？」


『いや、なんでいるんですか』



こ「僕んちもこっちだから」


『あ、そ、そうですか…』



まあ、途中で別れるだろうとまた前を向き歩いた





￣￣￣￣￣￣￣￣￣


歩いて10分ほど。

やっとマンション前に着いた



この帰ってくる間で私はナンパされなかった


瑞希さんはナンパされたのに私はされてないという。


いやまあ全然よかったんですけどね


結局人は顔なんだろうなと学びました



なんて考えながら私はエレベーターの中に入り、自分の階のボタンを押そうとした時



こ「あ、５階でお願い」



ｶﾞﾀﾀｯ


私は一日に何回バッグを落とすんだろうか、



……いや、今考えるのはそんなことじゃない



こ「よいしょ、はい。バッグ落としたy((『なんでいるんですかっ！』うわっ」



そこにはもう何回も見た瑞希さんがいた

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