7、顔さけ女 ページ5
トウマと事務所に居た僕は昨日のことを考えていた。まだ情報が入ってこないから昨日のがどのぐらいひどいか心配なのだ。
ト「ねえ、ムーン。大丈夫？今日元気が無いみたいだけど。」
元気が無いのは事実だが心配させるわけにはいかないので、
ム「別になんとも無いよ。」
と、答えた。
ガラッ！
何故かびしょぬれのアキノリとナツメが事務所に入ってきた。どうやら、ナツメが花に水をあげていたところ、間違ってアキノリに水をかけてしまったらしい。
アキノリは袴に着替えて嬉しそうに
ア「喜べ諸君！新たな怪奇案件の情報を入手した！」
と言った。
ト「今度はどんな怪奇案件なの？」
ア「ちょっと待ってー。これこれ！」
パソコンの画面に映っていたのは「顔さけ女」の書き込みだった。どうやら、長いコートを着た女性が長い髪をかきあげると、顔が真っ二つにさけたらしい。
ウィ＆ミ「うわっ〜〜！！」
何だよ･･･。うるさいな･･･。
ア「うわっ、ビビった･･･。」
ナ「ちょっといきなり出てこないでよ！びっくりするでしょ！」
ウィ「顔が真っ二つだなんて、めちゃくちゃ怖いじゃないですか！」
こういうのは想像したら駄目だろ･･･。
ア「それにしても、この書き込みそそられるなぁ〜。妖怪の可能性が一番高いけど、亡霊ということも考えられるな！まさか、地球外生命体とか！？」
地球外生命体は僕もなんだけどな･･･。いや僕、地球外生命体なのかな？まあ、どうでもいいや。
ナ「どちらでもないと思うけど？」
ア「何で？」
ナ「だって、顔が縦に裂けるとかいかにもありがちっていうか、作り話っぽいというか。」
ジュ「顔裂け 何？」
ウィ「おっ、ジュニア！」
ア「顔裂けっていうのは、多分こういう感じかな？」
アキノリはウィスパーの顔を縦に引っ張る。
ウィ「もんげ〜！」
ム「もんげ〜言うな！」
ト「本当に大丈夫？」
トウマが心配そうに尋ねる。
ム「大丈夫。」
ア「伸びる〜伸びる〜！おもしれ〜！」
ジュ「ジーたんも伸ばすぜ〜！」
ナツメは記事をじっくり読んでいる。
ナ「へえ〜、綺麗？と聞かれて、綺麗です。と答えないと食べられちゃうんだって。」
ミ「うはっはっはっは！私のこの肉体美を差し置いて、何を世迷言をですよね？ナツメさん。」
ナ「他には･･･。」
ナツメは華麗にスルー！ナツメナイス！
ナ「顔裂け女はポマードが苦手なので、ポマードポマードポマードと３回言うと逃げられるか･･･。変なの。」
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ピカヒカリ - ストーリーのテンポ速いですよね。ん〜、イツキがエンマだった場合、シンたちと一緒に行動できないと思うんですがね。でも、Foreverfriendsじゃない可能性もあるんですよね。姫出てないし、よく分かりませんね。私はシャドウサイド続いてくれると嬉しいですね。 (2018年12月9日 15時) (
レス) id: f74e3a9ead (このIDを非表示/違反報告)
寝高麗☆トラジロー - 確かに……私も《地方勢》だけど、シャドウサイド終っちゃいそうだと感じています。あまりにも、ストーリーのテンポが良すぎるもので……いったい、どうなるのでしょうか？分かりません。(´・ω・`) (2018年12月9日 7時) (携帯から) (レス) id: e5ef8f5494 (このIDを非表示/違反報告)
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