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あ、そうだ。と和くんが、デスクの引き出しからネームプレートを出した。
和也「これ、新しいやつ。」
ネームプレートを受け取って、よく見てみると、「秘書課 二宮 A」となっていた。
あっ、と顔を上げると、ニコニコした和くんが私を見ていた。
和也「よろしく、二宮さん」
「…はい」
なかなか、私が「二宮さん」になった実感がなくて、このネームプレートを見て、感動しそうになっていた。
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和也「とりあえず、もう会議室行くかー」
「はい」
ネームプレートを首にかけて、ジャケットの襟を直した。
和くんに続いて社長室を出ると、エレベーターを降りて来た大野さんが、あー！！と大きい声を上げた。
智「ちょっと！ニノ！Aちゃんのこと誘拐しないでよね！やることいっぱいあるんだから！」
和也「え？これから一緒に会議だよ？誘拐じゃねーよ？」
智「重役会議にAちゃんは行かなくったって良いでしょう！！俺の部下なんだからね！一緒にやる仕事がいっぱいあるの！」
大野さんが珍しく、ほら行くよ、と腕を引っ張って部屋の中に連れて行く。
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智「くぅー！全くニノったら！いっつも家で一緒に居るんだから、少しくらい離れてたっていいでしょうが！全くもう！！！思春期並みの独占欲！」
1人でブツブツ言いながら、大野さんは私を部屋の中に入れた。
「あの…私は何をしたら…」
智「んーとね、とりあえずは、これの入力かな？」
そう言って10センチはあるであろうファイルを私の机に置いた。
智「一年分、溜めちゃって。えへへ」
こんなに？！と思った私の心を読み取ったかのように、笑って言った。
いやいや、笑ってる場合じゃないし。
「わかりました」
パソコンのスイッチを入れて、入力に取りかかろうとする。
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瑤子(プロフ) - 葉月さん» コメントありがとうございます！蓮くん、可愛いですよね〜。こんな息子が欲しいです〜〜！ (2016年12月4日 19時) (
レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
瑤子(プロフ) - ジュンさん» コメントありがとうございます！話がガラリとと変わっていきます。移行した5章でも、よろしくお願いします！ (2016年12月4日 19時) (レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
瑤子(プロフ) - リオさん» コメントありがとうございます！はじめまして、そしていらっしゃいませ笑！移行した章では可愛いだけでなく、カッコいい蓮くんも見れると思うので、お楽しみに！ (2016年12月4日 19時) (レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 続きが楽しみです！レンくん可愛い♪ (2016年12月4日 7時) (レス) id: f98425d45f (このIDを非表示/違反報告)
リオ - 初めて読まさせて頂きました！カッコいい和くんと可愛い蓮くんにずっとニヤニヤしながら読ませてもらいました！続きを楽しみにしてます！ (2016年12月3日 10時) (レス) id: fe1e201bdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑤子 | 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/youko8509
作成日時：2015年11月4日 15時
