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蓮「いつ？いついくの？」
和也「蓮が元気になったらだな〜。だから早く治せ！な？」
蓮「わかった！おれもうねる！ねるよ！」
和也「よし、今日は父ちゃんが絵本読んであげよう」
蓮「え…」
蓮くんの手を引こうとしていた和くんだけど、蓮くんが立とうとしないから、和くんも「え？」と言って止まった。
「お父さんが絵本読んでくれるんだよ？どうしたの、蓮くん」
蓮「Aがよんでくれるんじゃないんだ…」
あからさまにショボンとした蓮くん。
「せっかく今日はお父さんが読んでくれるんだからたまにはお父さんにお願いしようよ」
和也「え？不満？何冊も読んであげるよ？なんなら起きるまで読んであげても良いよ？何？俺じゃダメか？！」
蓮「しかたない…」
和也「仕方ない？！」
蓮「じゃあ…A、おやすみ。夜、一緒に寝ようね」
「うん、わかったよ。おやすみ、蓮くん」
ギュッて蓮くんを抱きしめて、蓮くんを見送るけど、明らかに和くんのテンションが落ちてて、クスクスと笑ってしまった。
．
10分ほどして、相変わらずのテンションの和くんが戻ってきた。
「寝た？」
和也「うん…」
ビールを一口飲んでソファに沈んでいた。
和也「そういえばさ、本当に、いつ籍入れる？」
「私はいつでも良いよ。」
和也「明日、入れに行きますか？」
フフ、と笑って、以前婚姻届をしまった引き出しから封筒を出して、私に差し出した。
だけど、そのまま和くんに戻す。
和也「え…？」
「中、見て？」
和くんは封筒の中から届けを出して、ハッとした顔をして私を見た。
「横浜行って帰ってきてすぐ、書いたの」
いつ気付くかな？って思ったけど、全然気が付かなかったんだ。
和也「うわぁ…」
まじまじと用紙を見ながら、嬉しそうな顔をした。
「どうか、末永く、よろしくお願いします」
和也「こちらこそ、よろしくお願いします」
2人そろってお互いに頭を下げて、顔を見合わせて笑った。
．
「明日、蓮くん、熱下がってたら良いな」
和也「うん。3人で…あ、4人で「いや、まだ3人です」」
和也「あ…そう。」
眠る蓮くんを間に挟んで、暗闇の中で小さな声で話した。
和也「やっぱり、こっちじゃ眠れないや」
ギュっと私を抱きしめるようにして、耳元でおやすみと言われる。
「おやすみ」
2日ぶりの、和くんの隣。
私もやっぱり、和くんが左に居ないと眠れない。
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瑤子(プロフ) - 葉月さん» コメントありがとうございます！蓮くん、可愛いですよね〜。こんな息子が欲しいです〜〜！ (2016年12月4日 19時) (
レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
瑤子(プロフ) - ジュンさん» コメントありがとうございます！話がガラリとと変わっていきます。移行した5章でも、よろしくお願いします！ (2016年12月4日 19時) (レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
瑤子(プロフ) - リオさん» コメントありがとうございます！はじめまして、そしていらっしゃいませ笑！移行した章では可愛いだけでなく、カッコいい蓮くんも見れると思うので、お楽しみに！ (2016年12月4日 19時) (レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 続きが楽しみです！レンくん可愛い♪ (2016年12月4日 7時) (レス) id: f98425d45f (このIDを非表示/違反報告)
リオ - 初めて読まさせて頂きました！カッコいい和くんと可愛い蓮くんにずっとニヤニヤしながら読ませてもらいました！続きを楽しみにしてます！ (2016年12月3日 10時) (レス) id: fe1e201bdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑤子 | 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/youko8509
作成日時：2015年11月4日 15時
