探偵社での藤原さんは【4】【文豪ストレイドッグス】

43幕 ページ47

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『．．．伽耶、泣いたり抱き着いたりしてもいいが。そろそろ此処を離れないと面倒な奴らが来るんだ。』



探偵社が来るんだ。この状況の中私達が居るのをバレたら後々厄介なんだ。




『今はまだ、彼奴らに教えるタイミングじゃないんだ。仕方がない伽耶、私は離れないからだから一旦この場から出なくては行けないんだ。ダメか？』





伽耶「...うん、Aがそう言うなら...」




ｺﾂﾝｯ...ｺﾂﾝｯ...ｺﾂﾝｯ





！！まずいもう既にこっちに来ているのか...今の伽耶を持って逃げれない、体格的に無理だ。物陰に隠れるか？いやあっちには敦がいる...



ならばどうするべきか...




伽耶「...A掴まって」




『は？何を...っ！』




結果から言うと、飛んだ。





いやいや、高い高い！




『....っ。！伽耶、彼処に啄木達がいる。そこに向かっ...いや、やっぱり少し寄り道をしよっか。』




伽耶「！！うん！俺も、もう少しAとこうやって一緒に居たい。」




そうか。伽耶がそう思うなら私は止めもしないし、逆に楽しもうとも思うさ。


偶にはこうゆうのも悪くはないな...

















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＿＿＿＿＿＿＿





？？「．．．．．」





『！！ﾊﾞｯ....(誰も、居ない？いや、そんなはずは無い。)』




だって、あの気配は...。


確実に居たんだ。だがあの一瞬で消えた



伽耶「？どうしたの、A」



『．．．．いや、何でもないよ。ただ気になる事があっただけ。今はもう平気』





嗚呼...本当にもう平気。やっと分かったのだから





さて、乱歩は今頃どうしているんだろうね。あの後始末頑張って欲しいものだね。




乱歩には悪いが日頃、私を使い回ししたツケだと思えよ？



伽耶「A、わっるい顔している！」



『はっ、言ってろ』





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