【鬼滅の刃】あたしのとなり

47話 時透side ページ49

柱合会議


久しぶりの柱合会議。


御館様がいらっしゃるのを待っていると
近くから視線を感じた



伊「時透」


時「なんですか？伊黒さん」


なんとなく予想はしていたけど
視線を感じた原因はやっぱり伊黒さんだった




伊「その…Aと喧嘩してるんだったら、それは俺のせいだ。だから、Aを許してやっt…」


僕は伊黒さんが言い終わる前に言葉を被せた


時「僕、Aとは別れたんで。」


伊「…は？」









これで堂々とAを自分のものにできるでしょ？






伊黒さんには都合がいいでしょ？








Aとやっと両思いになれるのに


どうして伊黒さんがそんな顔するんだろう









伊(あんなに楽しそうに笑っていたAが

最近笑っていなかったのは別れたからだったのか)








時「だから、伊黒さんがAのこと幸せにしてあげてください」



時「じゃあ、そういうことなんで」






イライラしてきたから
僕は伊黒さんから逃げるように離れた




柱合会議を終えると伊黒さんは誰よりも早く帰ってしまった




きっとAのところへ行ったんだろう








これでついにあの2人はくっつく



僕が2人のキューピットになったんだ




僕の恋はこれで終わりなんだと悟った









Aが笑っていてくれたらそれでいいや




その時は本当にそう思っていた

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