46話 伊黒side ページ48
先日、不覚にも熱を出して倒れてしまった
倒れた俺をAが看病してくれていたらしい
目を覚ますと隣にはAが眠っており
懐かしく、とても心地が良かった
Aはずっと俺に懐いてくれていると思ってた
それは嘘ではなかったはずだ
時透と恋仲になったと言われて
気づかないようにしていた気持ちが抑えられなくなった
伊「…だから、甘露寺とも別れた。
もう、遅いんだろうか…。」
俺はもう大人だ。
好いている奴の幸せを願うべきだろう。
こいつと時透が幸せになることを優先しないといけないんだ…
だから、この気持ちだけはAにバレないようにしなければ…
Aの寝顔を見ていたはずが
惹き寄せられるように唇を重ねていた
…………?!?!
いやいやいや、待て待て
俺はいま、Aに接吻をした……?
無意識とはいえ、嫁入り前の、しかも恋仲でもない相手に。
幸いにもAは起きていない。
脳が覚醒してしまったため、俺は起きて別の部屋へ移動した
A(……どうして今更…)
部屋に戻るとAはすでに屋敷へ戻っていたようで、誰もいなかった
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あれから数週間
Aに礼を言いたくてもなかなか会えずにいた
Aの屋敷へ行こうと思う
伊「A。いるか?」
少ししてAが玄関に来た
A「小芭内、どうしたの?」
伊「この間は悪かったな。付きっきりで看病してくれていただろう。時透との約束はなかったのか?」
A「!うん、大丈夫!だいじょうぶ…だから…」
Aは涙を流しながら大丈夫と言った
全然大丈夫ではなさそうだな…
伊「俺のせいか…?」
A「違う!小芭内のせいなんかじゃないから…」
伊「だが…」
A「ごめん、1人にしてほしい…」
明らかにおかしい
きっと俺のせいで時透と喧嘩でもしたんだろう
柱合会議で誤解を解くことにするか
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Rio(プロフ) - あいみさん» コメントありがとうございます!楽しみにしてくださって嬉しいです!遅くなってしまうかもですが…更新頑張りますね(^^) (2020年10月27日 23時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年10月27日 22時) (レス) id: 96f0590609 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - 零葉さん» コメントありがとうございます!嬉しいです(^^)期待に添えるように頑張りますね! (2020年6月9日 12時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
零葉 - やべぇめっちゃドギマギハラハラするぅ(((更新頑張ってください! (2020年6月9日 0時) (レス) id: 6279a5e4e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rio | 作成日時:2020年3月24日 23時