37話 ページ39
今日は
無一郎くん邸へ遊びに行く
いつも私の屋敷に来てもらっているから
たまには私がいくことになった
なにか、手土産でも買っていこうかな
甘味処で何か買おう
私は無一郎くん邸に向かう前に甘味処へ寄った
A「うーん、どれがいいかな…」
たくさんある甘味に迷っていたところ、
誰かに声をかけられた
「あら?Aちゃん?」
A「あ、甘露寺さん」
甘露寺さんはちょうど甘味処に来たみたいだった
甘「久しぶりね!一人かしら?」
A「はい。甘露寺さんもですか?」
甘「ええ!桜餅を食べに来たの!そうだ、良かったら一緒にどうかしら??」
どうしよう
無一郎くんが待っているんだけどな…
前も甘露寺さんのお誘いを断っちゃったし、無一郎くんには遅くなる旨を鴉で連絡しておこう
A「私で良かったらぜひ。」
甘露寺さんがいつもたくさん食べると言う、桜餅を頼んだ
甘「あっ、そういえば最近伊黒さんの様子がおかしいんだけど、Aちゃん何か知ってる??」
A「え?」
小芭内の様子がおかしい…?
甘「一ヶ月以上くらい前からずっとイライラしてるみたいで…。理由を聞いても、何でもないって言われちゃって……Aちゃんなら知ってるかと思ったの!」
一ヶ月以上前・・・
私が小芭内に会わないと言ったのもそのくらい前だった気がする
また自惚れなのだろうか
そうだとしても、今更だ
A「ごめんなさい。小芭内とはしばらく会ってないから分からないです。」
そうなのね、と甘露寺さんは言った
A「今日はこの後予定がありまして、そろそろ失礼させていただきますね」
甘「あら、男の子と逢引かしらっ?」
隠す必要もないか…
A「無一郎くんの屋敷に行くんです。…実は恋仲になりました。」
そう言うと、きゃー!いいわね、キュンキュンするわ!と甘露寺さんは叫んでいた。
これで小芭内にも伝わるのは時間の問題かなぁ
適当にお団子や桜餅などを購入し、
甘露寺さんとお別れをして
無一郎くんの屋敷へと歩いた
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Rio(プロフ) - あいみさん» コメントありがとうございます!楽しみにしてくださって嬉しいです!遅くなってしまうかもですが…更新頑張りますね(^^) (2020年10月27日 23時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年10月27日 22時) (レス) id: 96f0590609 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - 零葉さん» コメントありがとうございます!嬉しいです(^^)期待に添えるように頑張りますね! (2020年6月9日 12時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
零葉 - やべぇめっちゃドギマギハラハラするぅ(((更新頑張ってください! (2020年6月9日 0時) (レス) id: 6279a5e4e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rio | 作成日時:2020年3月24日 23時