36話 胡蝶side ページ38
春になり、屋敷内にある桜の木から
桜の花びらが舞っていた
舞っている花びらを眺めていると
どなたか走ってこちらに向かってきてくるのが分かった
あおい「A様がお見えになってます」
胡蝶「そうですか、私の部屋に通してください。」
少ししてAが部屋にきた
A「しのぶさん!お久しぶりです」
胡蝶「久しぶりですね。今日はどうされました?」
大方、予想はついていますが。
A「今日はしのぶさんに相談していた恋の話について、なんです…」
頰を薄いピンク色に染めて
そう言うAを見て、良い話だと感じ取った
A「無一郎くんと、恋仲になりました」
A「無一郎くんは私が悲しんでいるときにいつもそばに居てくれて、私を笑顔にするって言ってくれたんです。それに生まれて初めて花束をもらいました。それがすごく嬉しくて…」
時透さんとの話をするAはとても嬉しそうで。
胡蝶「A、よかったですね。おめでとうございます。ところで、花束をもらったと言ってましたが、なんのお花だったんですか?」
A「えーっと、ピンク色のかすみ草と、白薔薇でしたね」
胡蝶「白薔薇の本数は覚えてますか?」
A「?四本だったはずです。」
!!
なるほど。時透さん、花言葉を調べたんですね。
ふふ、Aは花言葉をわかっていない気もしますが
いつか伝わる日が来るといいですね
A「しのぶさん?花束がどうかしたんですか?」
胡蝶「!いえ、素敵な花束だなと思ったんです。」
今はまだ私から伝えるべきではないですから
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Rio(プロフ) - あいみさん» コメントありがとうございます!楽しみにしてくださって嬉しいです!遅くなってしまうかもですが…更新頑張りますね(^^) (2020年10月27日 23時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年10月27日 22時) (レス) id: 96f0590609 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - 零葉さん» コメントありがとうございます!嬉しいです(^^)期待に添えるように頑張りますね! (2020年6月9日 12時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
零葉 - やべぇめっちゃドギマギハラハラするぅ(((更新頑張ってください! (2020年6月9日 0時) (レス) id: 6279a5e4e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rio | 作成日時:2020年3月24日 23時