検索窓
今日:51 hit、昨日:11 hit、合計:72,750 hit

38話 ページ40

-




A「無一郎くん、いるー?」




無一郎くんの屋敷についたので、玄関を開け問いかけた








・・・返事がない


おかしい、いつもならすぐに玄関まで来てくれるのに




まさか、無一郎くんの身に何かあった?!





私は急いで無一郎くんの部屋に向かった








A「無一郎くんっ!!!」





時「?!………A??」



無一郎くんは目を擦って私の名前を呼んだ







A「寝てたんだ…。ごめんね、返事がないから何かあったのかと思って叫んじゃった…」



時「ううん、寝ちゃった僕も悪いんだし。…心配してくれたんでしょ?」






私の恋人は優しい





A「うん…」





それでも眠っていた人を起こしてしまって

申し訳ない気持ちがある




そんな気持ちを察してくれたのか






時「A、おいで?」



無一郎くんは両手を広げて待っている






そばにかけ寄り、ぎゅっと抱きついた




A「無一郎くんといると、落ち着く。」




時「ふふ、Aは可愛いね」









可愛いという言葉に照れてしまう








--




A「ここに来る前に甘味処で甘露寺さんに会ったよ。」


時「そうなの?」




A「うん、無一郎くんへお土産買おうとしてたんだけど、偶然会ったからご一緒させてもらったの。」






時「…伊黒さんも?」





無一郎くんの顔が少し怖くなった気がした







A「ううん。甘露寺さんだけ。なんか、小芭内がここ二ヶ月くらいずっと機嫌悪いって言われた」





時「ふーん。(それってAが関係あったり…するのかな?)」





時「今度、柱合会議あるから様子見てみるね」




A「えっ?別に大丈夫だよ…?」



時「いいから」







小芭内のことはもういいのに…


無一郎くんには言わない方が良かったのかな




--




無一郎くんといるとすぐに時間が過ぎてしまう






A「このまま時間がとまってしまえばいいのに…」






時「そうだね、ずっと一緒にいたいね」









私はこの時、無一郎くんが


「一緒にいよう」


じゃなく


「一緒にいたい」



と言った言葉に引っかかった

39話 時透side→←37話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
81人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 伊黒小芭内 , 時透無一郎   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Rio(プロフ) - あいみさん» コメントありがとうございます!楽しみにしてくださって嬉しいです!遅くなってしまうかもですが…更新頑張りますね(^^) (2020年10月27日 23時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年10月27日 22時) (レス) id: 96f0590609 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - 零葉さん» コメントありがとうございます!嬉しいです(^^)期待に添えるように頑張りますね! (2020年6月9日 12時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
零葉 - やべぇめっちゃドギマギハラハラするぅ(((更新頑張ってください! (2020年6月9日 0時) (レス) id: 6279a5e4e6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Rio | 作成日時:2020年3月24日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。