38話 ページ40
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A「無一郎くん、いるー?」
無一郎くんの屋敷についたので、玄関を開け問いかけた
・・・返事がない
おかしい、いつもならすぐに玄関まで来てくれるのに
まさか、無一郎くんの身に何かあった?!
私は急いで無一郎くんの部屋に向かった
A「無一郎くんっ!!!」
時「?!………A??」
無一郎くんは目を擦って私の名前を呼んだ
A「寝てたんだ…。ごめんね、返事がないから何かあったのかと思って叫んじゃった…」
時「ううん、寝ちゃった僕も悪いんだし。…心配してくれたんでしょ?」
私の恋人は優しい
A「うん…」
それでも眠っていた人を起こしてしまって
申し訳ない気持ちがある
そんな気持ちを察してくれたのか
時「A、おいで?」
無一郎くんは両手を広げて待っている
そばにかけ寄り、ぎゅっと抱きついた
A「無一郎くんといると、落ち着く。」
時「ふふ、Aは可愛いね」
可愛いという言葉に照れてしまう
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A「ここに来る前に甘味処で甘露寺さんに会ったよ。」
時「そうなの?」
A「うん、無一郎くんへお土産買おうとしてたんだけど、偶然会ったからご一緒させてもらったの。」
時「…伊黒さんも?」
無一郎くんの顔が少し怖くなった気がした
A「ううん。甘露寺さんだけ。なんか、小芭内がここ二ヶ月くらいずっと機嫌悪いって言われた」
時「ふーん。(それってAが関係あったり…するのかな?)」
時「今度、柱合会議あるから様子見てみるね」
A「えっ?別に大丈夫だよ…?」
時「いいから」
小芭内のことはもういいのに…
無一郎くんには言わない方が良かったのかな
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無一郎くんといるとすぐに時間が過ぎてしまう
A「このまま時間がとまってしまえばいいのに…」
時「そうだね、ずっと一緒にいたいね」
私はこの時、無一郎くんが
「一緒にいよう」
じゃなく
「一緒にいたい」
と言った言葉に引っかかった
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Rio(プロフ) - あいみさん» コメントありがとうございます!楽しみにしてくださって嬉しいです!遅くなってしまうかもですが…更新頑張りますね(^^) (2020年10月27日 23時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年10月27日 22時) (レス) id: 96f0590609 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - 零葉さん» コメントありがとうございます!嬉しいです(^^)期待に添えるように頑張りますね! (2020年6月9日 12時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
零葉 - やべぇめっちゃドギマギハラハラするぅ(((更新頑張ってください! (2020年6月9日 0時) (レス) id: 6279a5e4e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rio | 作成日時:2020年3月24日 23時