【鬼滅の刃】あたしのとなり

39話 時透side ページ41

今日は久々の柱合会議。






この間、Aが言っていたことは本当のようだった



伊黒さんが不機嫌であること、






それから





僕に向けての視線が痛かった








甘露寺さんから聞いたのかな？




お館様はまだ来ないみたいだから

伊黒さんの元へ行ってみた






すると伊黒さんはあきらかに僕を睨みつけた





時「伊黒さん、どうしてそんなに不機嫌なんですか？あと、なんで俺が睨まれてるんだろう？」




知らないフリをして聞いてみた





伊「…別に不機嫌ではない。」




時「見るからに不機嫌ですよね？」




伊「違うと言っているだろう」




時「そうですか？まぁ、いいや。僕、Aと恋仲になったんで。それを伝えておこうかなと思ったんです。」



僕が言うと、伊黒さんの眉毛がピクッと動いた





伊「ふん、すでに甘露寺から聞いている。だいたいAは何なんだ。俺にはもう会わないとか言うくせに時透と付き合うとは…。稽古はしてるんだろうな、色恋なんかにハマってはないだろうな？」






時「……伊黒さんには関係ないでしょ」





Aは伊黒さんに会わないって言ってたの？



伊黒さんの不機嫌の理由はそれ？



だとしたら、僕と恋仲になる前だよね



なんのために言ったの？？





時「…とにかく、Aのことは心配しなくても大丈夫ですからね」






そう告げた時、ちょうどお館様が見えて柱合会議が始まった









--


会議が終わり、屋敷へ戻るとAが来ていた


A「あ、無一郎くんおかえりなさい！お邪魔してます」




時「ただいま、来てたんだね」






時「今日会議だったんだけど、伊黒さんの不機嫌の原因わかったよ」




A「…そうなの？」








あとになって後悔することに気づけなかった僕は


馬鹿正直に彼女へ伝えてしまった









時「…Aに会えないからだよ」

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