34話 ページ36
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生まれて初めてもらった花束
お花を貰うのって、こんなに嬉しいんだ
知らなかったなぁ
目の前には、私に告白してくれた二歳歳下の男の子。
とても歳下には感じさせない存在感と安心感
私のことを笑顔にしてくれるって言ってくれた
A「ありがとう、無一郎くん…。そんな風に言ってくれて嬉しい。」
我慢しないと涙があふれてきそうだった
A「無一郎くんは、いつも私のことを考えてくれて……」
そうだった
無一郎くんはいつだって私のことを大事に考えてくれていた
最終選別の時も、緊張して立ち止まっている私に声をかけてくれた
悲しみに暮れていた時に傍にいてくれた
絶望の淵にいた私を明るい外へ連れ出してくれた
A「私はとても救われていたの」
我慢していた涙がこぼれてしまった
その時、無一郎くんは私を抱きしめた
時「泣かないで。僕はAを笑顔にさせたいんだ。笑ってるAが好き。」
A「私ひどいんだよ。小芭内のことを忘れられていないのに、無一郎くんのことも大事で離したくないって思っちゃうの」
時「いいよ、それでも。…すぐに忘れるなんて無理でしょ。それでもいいから、僕といてよ」
あまり他の人には見せることのないその笑顔が、
私だけに向いている笑顔が好きだった
A「私も無一郎くんのこと、笑顔にすることができるかなぁ??」
時「A……それって、」
A「うん。無一郎くんの隣にいさせて?」
ふわっと笑う無一郎くんと私。
私たちは恋仲になった
私は無一郎くんの隣になった
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小説はまだ完結ではありません!
思っていたよりも長くなりそうです
飽きずにこれからも見ていただけたら嬉しいです!
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Rio(プロフ) - あいみさん» コメントありがとうございます!楽しみにしてくださって嬉しいです!遅くなってしまうかもですが…更新頑張りますね(^^) (2020年10月27日 23時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年10月27日 22時) (レス) id: 96f0590609 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - 零葉さん» コメントありがとうございます!嬉しいです(^^)期待に添えるように頑張りますね! (2020年6月9日 12時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
零葉 - やべぇめっちゃドギマギハラハラするぅ(((更新頑張ってください! (2020年6月9日 0時) (レス) id: 6279a5e4e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rio | 作成日時:2020年3月24日 23時