33話 ページ35
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あれ?そういえば、いつも街に行くと私に行きたいところを聞いてきてくれるけど、、
今日はもう決まってるのだろうか
時「A、今日行くところは僕が決めてるから。でも、見たいのがあったら言ってね?」
A「わかった、ありがとう」
私のために色々考えてくれてたのかな、、、
胸がぎゅーっと締めつけられた気分になる
無一郎くんに連れられて街を一通り見たあと、
そこのベンチに座って待っててと言われた。
今日も楽しかったな
最初は緊張しちゃったけど、無一郎くんも普通に接してくれて楽しく過ごせた
少し経って無一郎くんが戻ってきた
手には小さめな花束が抱えられていた
時「A、プレゼント。受け取ってくれる?」
無一郎くんが持ってきてくれた花束はとても綺麗だった
A「すごく綺麗…。無一郎くん、ありがとう。白い薔薇と、このピンク色のお花は…?」
白薔薇が4本、その周りにピンク色の可愛いお花が束ねられたブーケだった。
時「それはかすみ草だよ」
A「へぇ〜。花束もらったの初めてかも。嬉しい!」
時「Aが喜んでくれたなら良かった」
A「ありがとう…//」
しばらく二人の間に沈黙が続いた
沈黙を破ったのは無一郎くんだった
時「ねぇ、A。僕はあれから変わらずにAのこと、大好きだよ。Aにとって伊黒さんが大切な人だってことも分かってる。」
時「だけど、伊黒さんのせいで辛そうにしてるAの顔は見たくない。僕がAのこと笑顔にするから、そばにいさせてよ」
時「あの時の返事、聞かせてもらえる?」
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花言葉です。
かすみ草(ピンク)→「切なる願い」
薔薇(白)→「純潔」「私はあなたにふさわしい」
薔薇の数(4本)→「死ぬまで気持ちは変わりません」
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Rio(プロフ) - あいみさん» コメントありがとうございます!楽しみにしてくださって嬉しいです!遅くなってしまうかもですが…更新頑張りますね(^^) (2020年10月27日 23時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年10月27日 22時) (レス) id: 96f0590609 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - 零葉さん» コメントありがとうございます!嬉しいです(^^)期待に添えるように頑張りますね! (2020年6月9日 12時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
零葉 - やべぇめっちゃドギマギハラハラするぅ(((更新頑張ってください! (2020年6月9日 0時) (レス) id: 6279a5e4e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rio | 作成日時:2020年3月24日 23時