仮面ライダーW 5

W7 ページ7

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翔太郎Side





亜希子の説得に失敗した俺は

仕方がなく事務所へ戻った





翔太郎「はぁ…」


フィリップ「翔太郎、1つ質問してもいいかな？」


翔太郎「…なんだ？」


フィリップ「そろそろあきちゃんに、真実を話さないのかい？」


翔太郎「ッ！ お前っ」


フィリップ「大丈夫、ななはガレージのソファで寝てるよ」


翔太郎「…そうか」


フィリップ「いかにして僕たちがWになったのか…

あの日… ビギンズナイトの事…」





あの日の事…





〜〜〜〜〜〜〜





バン！ バン！





翔太郎『おやっさん！』





〜〜〜〜〜〜〜





翔太郎『ぅわぁー！！！！』





〜〜〜〜〜〜〜





翔太郎「ッ…」


フィリップ「このままずっと伝えない訳にもいかないだろうっ」


翔太郎「言えるかよ！ 俺が…

この俺がおやっさんを殺しちまったなんてこと…」





おやっさん…





七海「翔ちゃん…？」


翔太郎「っ！」


フィリップ「なな、もう寝てなくていいのかい？」


七海「うん、大丈夫」


翔太郎「どうかしたのか…？」


七海「翔ちゃんの怒鳴り声が聞こえたから…

何かあったのかと思って…」


翔太郎「あぁ… 起こしちまったか…

悪いな、亜希子の事を話してただけだよ」


七海「そっか…」


フィリップ「翔太郎、このままあきちゃんを放っておく気かい？」


翔太郎「あ？」


フィリップ「あの屋敷には何かある…

このままじゃあきちゃんが危険な目に合うかもしれない」


七海「そうだよ！」


翔太郎「…そうだな、何か分かったら連絡してくれ」


フィリップ「あぁ」





俺は事務所を後にして、

もう1度 亜希子を連れて帰るため園咲家へ






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