仮面ライダーW 3 (ページ2)

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あすか「パパ？」

翔太郎「え？」

あすか「来てくれたのね！パパ！」

翔太郎「パ、パパ？！」

少し動揺していると、攻撃がまた来た

翔太郎「向こう行ってろ！早く！」

あすか「パパ～！パパ～！」

俺は相手を捕まえようと、会場へ向かったが、弾が飛んでくるだけで…

フィリップ「撃ってくる場所が全くつかめない、
間違えなくドーパントの仕業だ、翔太郎」

翔太郎「こっちも反撃するぜ」

そう言ってトリガーメモリを出したが…

フィリップ「敵の位置を把握してからにしたまえ、トリガーは威力がデカすぎる」

翔太郎「今は防御に専念しろってことかよ！」

フィリップに却下され、メモリをメタルに変え、防御に出たが、

突然攻撃がピタリとやんだ… その場は悲惨な状態になっていて…

まるで俺たちが荒らしたような状況になっていた…

俺らは弾の飛んできた場所へ向かった… その時…

あすか「パパ！待って！あすかここだよ？！パパ！待って！」

あすかちゃんがそう叫んでいた…

弾が飛んできた方へ行ってみると、貯水地があっただけで…

ドーパントの姿はなかった…

翔太郎「ダメだ… 痕跡すらねぇ…」

フィリップ「その弾を僕に届けてくれ」

翔太郎「分かった…」

そうして、変身を解き、楠原議員の元へ戻ろうと、来た道を戻った、

その依頼は昨日、突風のように舞い込んだ、

市会議員の楠原みやびが、自分と娘を護衛して欲しいと、頼んできた

亜希子(ドーパント？)

翔太郎(あぁ…)

みやび(あなた方は専門家だと、噂で聞きました、

報酬はすべて毎金で振り込ませていただきます)

亜希子(犯人に、誰か心当たりは？)

みやび(いいえ、政治家なんて人に恨まれることの多い職業ですから、

いちいち気にしていられません)

なんだかな… 政治家って言うのはこんな気の強い奴が多いのかね…

俺はそんなことを言いながら、帽子をとろうと席を立った

翔太郎(娘さんまで危険だ、一緒に連れて歩くのはよした方が…)

みやび(この町の人たちは政治に無関心すぎるんです！

このくらいのパフォーマンスをしないと、政策は実現しません！)

翔太郎(あんたは自分の娘が心配じゃないのか！)

そう言って机の上にある帽子を手にとって、かぶろうとした時…

あすか(私なら大丈夫よ、おじさん)

おじさんね… えっ？！

翔太郎(お、おじさん？！)

そうしていきなり後ろを振り向くとあすかちゃんが柵の部分につかまっていた