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翔太郎Side
間一髪でトリガーを体の前に持っていき
奴の攻撃を防ぐ事ができ
翔太郎「クッ! この野郎!」
メタル!
サイクロン! メタル!
メモリをメタルに変え
メタルシャフトで奴に迫るもっ
ビィー!…
翔太郎「フンッ!」
ガンッ!
翔太郎「ハァッ!」
ガンッ!
身体が思うように動かない
翔太郎「やっぱり変だぜフィリップ!
こっちの動きだけが妙に鈍い!」
フィリップ『おかしい… メガネウラは、
そんな特殊な能力を持つメモリではないはずだ』
動きづらい中
奴の攻撃を防ぎながら策を考えていたら…
亜希子「ときめちゃん! どうしちゃったの?!」
翔太郎「っ?!」
ときめがもな子ちゃんのそばを離れて
ビルの方へ歩いていた…
ド「ハッハッハッ! 今だぁ!」
その隙を突かれ奴は
もな子ちゃんに向かっていきっ
翔太郎「ときめ!」
ときめ「っ!」
ド「もらったー!」
ガンッ!
ド「っ!」
間一髪で前に出る事ができた
ド「チッ! ノロマになってるくせに…
邪魔すんじゃっ! うっ!」
翔太郎「ノロマなりに
待ち構えとく事ぐらいできるさ…」
メタル! マキシマムドライブ!
ド「こいつっ!」
翔太郎「俺の身体を囮にしとけりゃ…
時間も稼げるしなぁ…」
W『メタルスタッグブレイカー!』
ビリビリ!…
ド「ぅあぁー!!!」
ガンッ!
ド「グアァ!」
ドォン!
亜希子「おっ! 体が軽くなった!」
翔太郎「ハァ…」
すぐに奴が吹っ飛んだところを見たが…
奴の姿はなかった…
翔太郎「逃げたか…
まぁこの場は彼女を守れれば御の字か…」
亜希子「よかった、怪我はなさそう、
ときめちゃん! そっちは大丈夫?」
ときめ「わ… 私っ…」
ガッ!
フィリップ『ときめ、なんであんな行動をとったんだ?!
危うく風祭メグを殺されるところだったんだぞ!?』
ときめ「知らないよっ! 自分でも分かんないっ…」
フィリップ『わからないで済まされるものかっ!』
翔太郎「まぁまぁ、俺の身体を使って
揉めないでくれフィリップ」
フィリップ『…わかった』
俺はメモリを抜いて変身を解除し…
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作者名:nanami | 作成日時:2023年4月24日 0時