ボタンが17こ ページ20
中「ハァ…彼奴大丈夫かよ…」
中也は自分の任務を終え、Aに近くのカフェで待っていることをメールで伝えた。
そして珈琲を一口飲んだ。
メールの着信音が鳴る。
中「チッ…こんな時にメールかよあのクソ太宰……って!!」
〔Aちゃんは美味しくいただきました♡〕
ご丁寧に写真付きだ。
赤面し、口がだらしなく開き、潤んだ瞳がこちらを向いている。
中也はわなわなと震え、勢いよく携帯を閉じた。
中也は探偵社のある方向へ走ろうと席を立ったが、よくよく考えてみたら見れば、中也が助けに行くとAがポートマフィアの一員であることが太宰以外にバレてしまう。
中「ぁあ糞ッ…!!」
今は連れ出すことすら出来ない中也は席に座り、もう1度携帯を開いて画像を保存した。
するとそこへ見たことのある少年。
《中也師匠!》
その少年は…
中「…A?」
ー・ー・ー・ー・ー
その頃Aは太宰の膝の上だった。
『あの…そろそろ離してください』
太「やだー」
『やだーじゃないです、何で私が師匠の敵の膝なんかに乗らなきゃいけないんです?』
太「えー、AちゃんはAちゃんじゃん」
『そうは云っても…って髪を嗅がないでください変態!!殴りますよ!!』
こわーいと変な声を上げる太宰を睨みつけながら拳を上げるA。
『中也師匠が待ってます、帰してください。』
太「だから、私の彼女になるって云うまで帰さないって云っているでしょ?あでっ!!」
Aは太宰の顎と鳩尾を殴り、太宰の膝の上から抜け出した。
『お断りします。』
Aは換気のために開けていた窓から飛び降りた。
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あーやんの向日葵畑(プロフ) - 芳香剤で飲んでたお茶を漫画の如く吹きました(笑) 面白いですね(笑) (2019年3月7日 20時) (レス) id: 6889ca0c35 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬飴(プロフ) - 凰朧月鬼華さん» 女の子です!わかりにくくてすみません^^;ページ32をご参照ください♪ (2016年7月19日 14時) (レス) id: 91a4ca923b (このIDを非表示/違反報告)
凰朧月鬼華(プロフ) - 之って、男主ですか? (2016年7月19日 9時) (レス) id: 6873cb50aa (このIDを非表示/違反報告)
檸檬飴(プロフ) - つぶさん» コメントありがとうございます!嫉妬する中也ちゃんが書きたくてつい…ヽ(*´∀`)ノ私も言われたいです… (2016年7月11日 21時) (レス) id: 91a4ca923b (このIDを非表示/違反報告)
つぶ - 中也さん寝言すごい(≧∇≦)私も言われたいです (2016年7月11日 20時) (レス) id: c508c29f4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:檸檬飴 | 作者ホームページ:http://remondream.blog.fc2.com/
作成日時:2016年7月7日 15時