検索窓
今日:12 hit、昨日:2 hit、合計:315,099 hit

ボタンが17こ ページ20

中「ハァ…彼奴大丈夫かよ…」


中也は自分の任務を終え、Aに近くのカフェで待っていることをメールで伝えた。

そして珈琲を一口飲んだ。

メールの着信音が鳴る。


中「チッ…こんな時にメールかよあのクソ太宰……って!!」


〔Aちゃんは美味しくいただきました♡〕


ご丁寧に写真付きだ。

赤面し、口がだらしなく開き、潤んだ瞳がこちらを向いている。

中也はわなわなと震え、勢いよく携帯を閉じた。

中也は探偵社のある方向へ走ろうと席を立ったが、よくよく考えてみたら見れば、中也が助けに行くとAがポートマフィアの一員であることが太宰以外にバレてしまう。


中「ぁあ糞ッ…!!」


今は連れ出すことすら出来ない中也は席に座り、もう1度携帯を開いて画像を保存した。

するとそこへ見たことのある少年。


《中也師匠!》


その少年は…


中「…A?」



ー・ー・ー・ー・ー



その頃Aは太宰の膝の上だった。


『あの…そろそろ離してください』

太「やだー」

『やだーじゃないです、何で私が師匠の敵の膝なんかに乗らなきゃいけないんです?』

太「えー、AちゃんはAちゃんじゃん」

『そうは云っても…って髪を嗅がないでください変態!!殴りますよ!!』


こわーいと変な声を上げる太宰を睨みつけながら拳を上げるA。


『中也師匠が待ってます、帰してください。』

太「だから、私の彼女になるって云うまで帰さないって云っているでしょ?あでっ!!」


Aは太宰の顎と鳩尾を殴り、太宰の膝の上から抜け出した。


『お断りします。』


Aは換気のために開けていた窓から飛び降りた。

ボタンが18こ→←ボタンが16こ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (196 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
375人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あーやんの向日葵畑(プロフ) - 芳香剤で飲んでたお茶を漫画の如く吹きました(笑) 面白いですね(笑) (2019年3月7日 20時) (レス) id: 6889ca0c35 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬飴(プロフ) - 凰朧月鬼華さん» 女の子です!わかりにくくてすみません^^;ページ32をご参照ください♪ (2016年7月19日 14時) (レス) id: 91a4ca923b (このIDを非表示/違反報告)
凰朧月鬼華(プロフ) - 之って、男主ですか? (2016年7月19日 9時) (レス) id: 6873cb50aa (このIDを非表示/違反報告)
檸檬飴(プロフ) - つぶさん» コメントありがとうございます!嫉妬する中也ちゃんが書きたくてつい…ヽ(*´∀`)ノ私も言われたいです… (2016年7月11日 21時) (レス) id: 91a4ca923b (このIDを非表示/違反報告)
つぶ - 中也さん寝言すごい(≧∇≦)私も言われたいです (2016年7月11日 20時) (レス) id: c508c29f4e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:檸檬飴 | 作者ホームページ:http://remondream.blog.fc2.com/  
作成日時:2016年7月7日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。