【文スト】観光？いえ、復讐です

十三．お誘い ページ14

『今日は帰ってください、お願いですから』

ル「そんな俺ばかりが損する事は嫌だ。A、もしかして浮気？」

『貴女にさえ想いを寄せてません』

キッパリそう云ってうずまきからルールタビーユ君を追い出したAちゃん

ア「慣れって怖いね、あのやり取りが可愛らしく見えると」

とアラン君は呟きながら煙草を吸おうとしたが何かを考えて煙草を箱に直す

『すみません、えっと……』

太「兎に角、私は君と少しばかり話したくってね。ダメかい」

国「太宰、この後任務があるんだぞ」

そう云われて私は国木田君にウインクをする

太「知っているよ。それまでに終わらせるから」

国「……だが」

『良いですよ』

Aちゃんがそう云った

私は振り返ってAちゃんを見る

太「良いのかい」

『ええ、折角の誘いなので」

ア「ちょ、A……」

アラン君が少し慌てたようにAちゃんの腕を掴む

『この後のアルバイトは任せますね？』

ア「……判った」

そう云ってアラン君は腕を離す

『後三十分ですが______』

「もう上がっても良いよ？折角だからデート楽しんでおいで」

『いえ、デートでは……』

太「では外で待っているよ」

そう云って席を立つ

国「おい太宰_________」

太「国木田君、敦君にこう伝えてくれ給え」

そう云って国木田君に伝言を頼んだ

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