鈍痛 ページ24
いつものように
練習した
片付け
キャプテンの一声で取りかかる
いつものようにはしごへ向かう
すると、1つ上の先輩がもう上にいた
まぁいいか
何て思って登る
「ばーいばい」
ニコッと微笑む先輩の目は
笑ってなくて
貴「えっ………?」
先輩がパッと握っていた手を開く
カツンカツン
ねじ?
ぼると?
何にせよ、
はしごを固定していたものが
体育館の床に落ちて
はしごの上にいた私はまだ
登りきっていなくて………
トン
両肩を押された
ぐらつくはしご
先輩の歪んだ顔が遠くなる
あ
これ
倒れてるんだ、はしごごと
鈍い音
体中が悲鳴をあげる
はしごの下敷きになったと
理解するのに時間はかからなかった
鈍痛とともに
私の意識はプツンと切れた
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りんごあめ - 主人公ちゃん優しすぎて泣けてきます! (2014年4月26日 12時) (レス) id: 143846d16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲夜舞 | 作成日時:2014年4月22日 21時