愛していますの四日目 ページ6
今日は学校へ行かなきゃいけない。
A「やだなあ……………」
このことを話すと、皆泣いちゃうんだもん。
それでも仕方ないか。
私は制服に腕を通した。
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A「おはよー」
「おはよー、リア充」
「あー!!いいなあ!!私も彼氏欲しいいいい!!」
A「告ったら?」
これがいつも通り。
でも、もうすぐ私はこの子達を泣かせてしまう。
いつもの四人組。
皆優しくて面白い。
A「(ごめんね…)」
私は残酷な結果をもうすぐ告げる。
先生「皆さん、緑間さんから重大なお話があります」
もう既に先生が泣きそうになっている。
私は席を立って前に出る。
私は深呼吸する。
ごめんね、皆。
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私の声はとても響いた。
蝉の声、木が揺れる音、生徒達の笑い声、黒板に文字を書く音、シャープペンシルが落ちる音、
近所の風鈴の音、その全てがこの教室から遮断された。
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この教室は涙色に染まっていた。
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綺麗な、綺麗な涙色だった。
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真柴白 - 泣きました(T△T)ボロッボロッですよ。 (2021年1月31日 5時) (レス) id: b8cb4c9ad0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はちみつレモン | 作成日時:2019年4月7日 0時