愛していますの十二日目 ページ14
A「ん………朝か……………」
最近は朝ご飯を食べることすら出来ない。
でもいつも通り家族の朝食を作る。
A「お兄ちゃん、ご飯だよー」
私が二階にいるお兄ちゃんに声を掛けると階段を降りる音がした。
お母さんとお父さんはもう席についている。
A「せーのっ！いただきます！！」
私は珈琲を飲む。
緑間「美味しい」
A「それなら良かった」
私は食べ終わった皆のお皿をキッチンに運び洗う。
A「(あれ………なんかふわふわする………」
緑間「A………………？A？A！！！」
床に倒れ込んだ私は微かにお兄ちゃんの声と救急車のサイレンの音を聞いた。
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A「どこ………、ここ…………」
緑間「A！！」
A「おにい、ちゃん…………」
私は理解した。
病院だ。
A「私、倒れたんだっけ………」
医者「そうです」
A「あっ…」
私はベットから身を起こす
医者「あ、楽な姿勢で大丈夫ですよ」
この先生は私の担当医であった。
A「えっと、私…………」
戸惑っているとお母さんが私の手を握ってくれた。
医者「Aさん、このまま入院しましょう」
A「っ！！！！！！」
そんな、、、
A「そんな…、早すぎます…！！」
医者「ずっとではありません」
父「どういうことですか」
医者「三日程入院し、また家で暮らし、そして最後にまた入院するんです」
母「そんな………」
A「分かりました」
緑間「A、、」
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A「そう 、私入院する、うん、うん、ごめんね、じゃあ、」
征十郎に入院する電話を入れた後私は溜め息を着いた。
窓のそばにはお母さんが持ってきてくれた、綺麗な花が生けてあった。
カラスがなく声が無駄に大きく聞こえた。
私の手の中の無邪気に笑う皆の写真は色褪せていた。
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真柴白 - 泣きました（Ｔ△Ｔ）ボロッボロッですよ。 (2021年1月31日 5時) (
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作者名：はちみつレモン | 作成日時：2019年4月7日 0時
