第193話『女装』 ページ27
〜貴方side〜
早速部屋へ連れ込み、私はシンタローに背中を向ける形で着替え終わるのを待っていた。
貴方「…シンタロー、そろそろ着替えた?」
シン「……あ、あぁ…」
私の問いかけに、心底嫌そうに返事をしたシンタロー。
しかし私は返事を聞いた直後、勢い良く振り返った。
貴方「…うわぁ…///」
フリッフリなワンピースに、アニメから飛び出して来たかのような長い金髪。
所謂、ロリータファッションだ。
肌が白く、スカートから見える脚は女の子そのもの。
シンタローには、似合い過ぎていた。
今まで女装をしなかったことが、勿体ないぐらいに…。
私はまじまじとシンタローの頭から脚先までを見回す。←
シン「あ、あんまり見んなよっ…////」
そんな赤くなった顔もまた、可愛い。
貴方「ね、ねぇ…写真…撮ってもいいよねっ!?…ねっ!?」
私はたまらず、用意していた携帯を取りだし、シンタローに向けた。
シン「…なっ!?…お、おいっ!撮るなよっ!!」
シンタローは私から携帯を取ろうとしたが、すでに時遅し。
((パシャパシャパシャパシャパシャ
私は連打で写真を撮りまくっていた。←
シン「っ!?お、おい!!携帯…貸せよっ…」
シンタローは勢い任せに、私に飛びかかった。
貴方「…うわっ!?」
((ドサッ
…その拍子に、私はひっくり返り…
シンタローも私に覆い被さるように倒れた。
勢いで目を瞑った私だったが、
貴方「…ご、ごめ……っ////」
あまりの近さに顔が熱を帯びていくのがわかる。
貴方「…シ、シンタロー…///」
しかし
シンタローは退こうとせず、むしろ近付いて来ていた。
シン「…A…」
シンタローが息をする度に、吐息がかかるほどの距離になっていた。
私はこれから起こるであろうことを想像し、目をかたく瞑った。
だんだんと、さらにシンタローが近付いている気配を感じる。
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そして、唇に違和感を感じた。
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ゆず助(プロフ) - ちょこえおさん» 本当のことなのでwこれからも色々頑張ってください!よければお友だちとk((厚かましすぎでしたスミマセン!! (2016年8月7日 10時) (レス) id: c7b47780e5 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこえお(プロフ) - ゆず助さん» いえいえ!本当ですか…!?嬉しくて涙が止まりません…!!初めての作品なのでそう言ってもらえると本当にありがたいです!ありがとうございます!! (2016年8月7日 10時) (レス) id: 4b9f39c94c (このIDを非表示/違反報告)
ゆず助(プロフ) - お話中申し訳ありません!何年か前までこの作品を読んでたものです。何か急にまた読みたくなりまして…パスワード忘れたので新しく登録してまできました!wそれくらいこの作品最高です!! (2016年8月7日 1時) (レス) id: c7b47780e5 (このIDを非表示/違反報告)
愛梨 - あらま…、無理するのも程ほどに自分のペースで更新しなよ、ね!w((いやいや奥さん、ぶっちゃけ忘れてたんじゃないですかァ~?ww((ちょ、wまだ中学生だろがww((あ、わかる()好きな声優さんとか出てたら買いたくなるわ(← (2015年3月22日 10時) (レス) id: 0cb4f6b0fb (このIDを非表示/違反報告)
チョコ♪ - 愛梨さん» 最近忙しくて全然更新できないよ〜…((当たり前だよ〜w愛梨のこと、忘れる訳がないっ!((キリッ ((わ、若い…あ、いえ…私はもう年なんで…((← 最近さ、乙女ゲームが欲しくてたまらないっ…!!← (2015年3月19日 22時) (レス) id: 01c9c72e43 (このIDを非表示/違反報告)
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