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lie.6 ページ7

月永side


凛月「今冬園出てったよね、なんかあったの?」


入れ替わりでリッツとナルが入ってきた


鳴上「空気が重いわよ…?」


城崎「だろうね、どうするの?瀬名くん」


瀬名「……ごめん」


セナが何も言えなくなってる…いやごめんとは言ったけど


月永「なぁセナ、お前Aに何かしたのか?それともレン?」


いつもなら妄想するところだけど
大切な幼馴染の事なら話は別だ


瀬名「王さま…俺……」


城崎「あのさ、さっきからレオくんも瀬名くんもうるさいんだけど」


こいつは本当に何なんだ
おれはAと結構一緒にいたけど、こいつは知らない


城崎「はぁ…Aもどっか行っちゃったし、此処に居る意味ないよね」


あんず「で、でも…ライブの打ち合わせ…」


城崎「だから、それができないって言ってるの」


朱桜「できないとは?本日はleader同士の話し合いだと聞いているのですが」


なるほど、だからおれを引っ張ってきたのか
突然フード掴まれて引っ張られたから殺しにかかってるのかと思った


城崎「僕たちMendaxのリーダーはAなんだ、だからできない」


月永「あいつがリーダーかーレン譲りかっ?」


鳴上「私はそのレンって人を知らないからよくわからないけど、なんとなく違うと思うわよ」


凛月「っていうかぁ…レンって名前出すたびにセッちゃんが苦しそうなのはなんでなの?」


瀬名「…なんだっていいでしょ」


思えば、今日たまたまセナを見かけたときも暗かった
なんかあったとしたら…こいつだよな


城崎「よくないよ、ちゃんと話さなきゃ

瀬名くんはね、Aのお兄さん…」


朱桜「え、瀬名先輩は冬園先輩のお兄様だったのですか!?」


城崎「なわけないでしょ、それじゃさっきまでの兄弟喧嘩になっちゃうから

Aのお兄さん、冬園蓮を…傷つけちゃったんだよ……そうでしょ、泉くん」


さっきまでの表情とは一変、セナを睨む


凛月「あぁ…あいつの妹なんだ…冬園って」


鳴上「あら、凛月ちゃん知り合いなの?」


凛月「うん、去年まであったfineの次に強かったっていうユニットのリーダー
セッちゃんと仲良かったって聞いたけど」


月永「壊したって…傷つけたって…レンに何したんだよ…セナ!!」


セナは何も答えない
なんで…否定してくれないんだよ


凛月「でも王さまが居なくなったすぐ後に辞めちゃったんだよね
確かその直前のドリフェスに出てこなくて…何かあったのかなって思ってたけど」

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作者名:天空の巫女 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/  
作成日時:2018年11月13日 18時

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