愛する騎士に嘘を吐いた【あんさんぶるスターズ！】 (ページ47)

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あの後走って教室に戻った

『りづぅぅ！！』

凛月「うわっ…泣きながら走ってこないでよ」

衣更「どうした冬園、フラれたか？」

鳴上「こら真緒ちゃん、授業に出なかったAちゃんに怒ってるのはわかるけどそれはダメ！」

影片「冬園さん、俺らと別れた後なんかあったん？」

『がげひらぁぁぁ…聞いてくれよぉ…！！』

酔っ払いのおっさんみたいになってるけど気にするな
気にする奴はモテないぞ

さっきのことを全部クラスメイトに話した

伏見「それは…災難でございましたね」

衣更「うわぁ……フラれるより辛いな、すまん」

鳴上「もしかして無理やりAちゃんをあの場に残したのが駄目だったのかしら…」

『嵐は何も悪くない！』

影片「そうやで！悪いのは冬園さんや！わからんけど！」

『わからないなら悪乗りするな！』

　
　
凛月「あれどう思うコーギー」

大神「俺に振るんじゃねぇよ…さぁな、俺あいつと話したことねぇから
あいつが今一番いい選択をしてるとは思えねぇよ」

凛月「だよねぇ…同じユニットとしてセッちゃんの手助けをするべきかなぁ…」

大神「別に何もしなくていいんじゃねぇの？むしろ何もしないほうがいいと思うぞ」

凛月「コーギーって意外とそういうの考えるよねぇ」

　
　
　
鳴上「泉ちゃんも意地張っちゃったのね…どっちかが謝んないと終わりよこれ」

『そうなんだけどさ、ライブが終わったら完全に他人になるフラグを立ててしまって』

衣更「だったらそれまでに復縁だな…難しいだろうけど」

『どうしたらいいかなぁ…』

悩んでいると、あまり話したことのない伏見が提案した

伏見「お二人の場合は今仲を直してもまた壊れるだけかと思います
無理にライブまでに直すのではなく、ゆっくりと時間をかけて直すべきかと」

鳴上「そうはいってもねぇ…もうこのライブ以外で関わることなんて……あぁごめんなさい！そんなに落ち込まないでAちゃん！」

伏見「それがそうでもないのです
あるんですよ、否が応でも関わらなくてはいけないイベントが
まぁ、KnightsとMendaxの友好関係があれば可能なのですが…」

衣更「もったいぶらないで言ってくれ！伏見！」

伏見「返礼祭です。最上級生にこれまでの感謝を伝える…返礼するライブ」

影片「そうや…返礼祭なら卒業直前やからまだ時間はある！」

返礼祭…感謝って……あいつに何を伝えればいいんだ