lie.24 ページ28
さっき会った明星と話していると、ドリフェスが始まった
「皆さんようこそ!Ra*bits&2winkのライブへ!」
「ライブじゃなくてドリフェスだよアニキ…はぁ
皆さん、楽しんでいってね!」
最初は紫乃が居ないから多分2wink
『あの2人…双子?』
明星「そうだよ、息ピッタリですごいよね〜!
しののんには負けるけど!」
挨拶が終わってすぐに演目が始まった
目を奪われた
Knightsとはどこか違う凄さを秘めたユニットだってのもあったけど…
『楽しそうだなぁ…笑顔がキラキラしてる』
城崎「…Aの好きな感じだよね、あの二人」
『うん…!』
ステージで楽しそうに踊る二人が、なんとなく好きになっていた
「2winkでした!」
「この後のRa*bitsにも負けないステージだったら嬉しいです!」
「「じゃあね、バイバーイ!」」
次にRa*bits
明星のテンションが高いのは紫乃関係なのか
「おみゃえら!行くぞー!」
紫乃「に〜ちゃん、噛んでますよ!」
「あはは…あ、Ra*bitsです!お願いします!」
「よろしくなんだぜー!」
『じ、自由だなぁ…』
城崎「かわいいねぇ…一年生だけのユニットなのかな?……おかしいな」
明星「えっとね、確か仁兎先輩は三年生だよ
ほら、噛んだ人」
城崎「なんだ…吃驚した」
おかしい?何が…?
最近どうしちゃったのかな…こいつ
『初心者だらけなの?可愛いからいいけど』
明星「三人一年生で、唯一の三年生の仁兎先輩もまだそこまで慣れてないみたい」
「楽しんでくれたかー!」
紫乃「幸せな時間をお届けできたなら、嬉しいです♪」
「ふぅ…えっと、俺たちを見てくれてありがとうございます!って光!走るな!!」
天満「ご、ごめんなんだぜ!楽しくなっちゃって…」
「光ちん、ちょっと落ちちゅけ…?」
紫乃「に〜ちゃんも落ち着いてください…」
このくだりに笑いが起こる
何か目が離せないユニットだ
『楽しかったー!』
城崎「この学院は面白いものばっかりだね」
講堂から教室への帰り道
まだ余韻が抜けない私は、うろ覚えの2winkの曲を口ずさんでいた
明星「そのっちは2wink派なの?」
『2wink派って…ん?何そのそのっちって』
明星「冬"園"からとってそのっち!可愛いよね!」
城崎「僕だって渾名とかつけてないのに…!ずるい!」
『お前は渾名とかつけなくていいから、今まで通り名前で呼んで』
城崎「A〜!」
『おい、抱きつくな!』
34人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:天空の巫女 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/
作成日時:2018年11月13日 18時