22話 ページ23
自室で宿題をしてると
いつの間にか一松兄さんが部屋にいた
もちろんドアの鍵はしめていた
毎度、鍵を閉めても音もなく部屋に入ってくるのだ
私はもうなにも突っ込まないぞ
一松「ねぇ、A」
『…なに』
一松兄さんは私のベッドに座り
手招きをしていた
仕方ないので、一松兄さんのとこに行くと
グイッ
『わっ…!』
腕を引っ張られ、一松兄さんの膝の上に乗ってしまった
しかも向き合うような形で。
一松兄さんは満足そうな顔をしてぎゅぅっと私を抱きしめた
一松「はぁ…A可愛い」
『私、宿題したいんですけど』
一松「俺はAを抱きしめていたい」
一松兄さんのことが好きだって自覚してから
こうやって抱きしめられるだけで
すっごくドキドキするし
顔がリンゴみたいに真っ赤になるんだ
そんな顔を見られたくなくて
一松兄さんの胸元に顔を埋めた
一松「ねぇ、Aの顔みたい」
『絶対イヤ』
一松「おねがい」
そうやって甘い声でおねがいしないでよ
『うぅ…』
押しに弱い私は
そっと顔を上げると
すぐ近くに一松兄さんの顔があって
よけい恥ずかしくなってきた
一松「あぁもう。
ほんと可愛い。顔真っ赤だし、上目遣いしてるし。」
『そんなガン見しないでよ…!!』
一松「むり。」
なんかいっつも一松兄さんのペースに呑まれてる
たまには仕返しがしたい
あ、そうだ。あれをやろう。
私は、ちょっと恥ずかしかったけど
覚悟を決めた
『……お…』
一松「お?」
『お兄ちゃん…!』
チュッ
チキンな私は口にキスなんて出来るはずもなく
一松兄さんのほっぺたに触れるだけのキスをした
一松「ぇ…ぁ…」
一松兄さんは珍しく顔を真っ赤にして戸惑っていた
ふふん
やってやったぜ
『いつもの仕返し』
兄さんが戸惑っている隙に部屋から出ようと思ったのだが
兄さんは私をさらにきつく抱きしめた
一松「可愛いすぎて辛い。語彙力無くなるくらい可愛い。しんどい。
A好き。ほんと好き。結婚しよ。」
そして押し倒された
『まてまて』
一松「むり、まてない」
仕返しのつもりが自分を窮地に立たせてしまった
『…2度とこんなことしない』
この後私は
兄さんにめちゃくちゃキスされた
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サクラ - 更新楽しみに待ってます! (2017年8月19日 1時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
パーカー松野(プロフ) - 一松girlには極上のご褒美(小説)ですね!(イッチーヤバシ...//シスコンサイコー!) (2017年7月10日 23時) (レス) id: b4e4267a5c (このIDを非表示/違反報告)
松野 彩松 - はぅ〜〜〜〜〜!!!!!!! ☆☆一松やっぱり愛してる☆☆ 愛してるが止まらない!!!!! 愛してるぞーーーー!!!(〃`∀´〃)/ (2017年7月7日 1時) (レス) id: 6fce5b54b6 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の翼を授けられた少女 - ヤバい最強良すぎて死…チーン (2017年7月2日 11時) (レス) id: 8d85534e35 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 更新待ってました(((o(*゚▽゚*)o)))やばい死ぬO(:3 )〜 (2017年6月17日 20時) (レス) id: 0b1328f7fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:詩織 | 作成日時:2016年5月29日 7時