Episode.32 ページ9
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夜遅く、大輝に家まで送ってもらい
お風呂も入らずベッドへダイブしそのまま目を閉じた。
のは、いいんだけど。
「・・・っ〜、ああ〜頭痛い」
・・・二日酔いぱねぇ。
お酒を飲んだ翌日は覚悟しとけ。ってお父さんによく言われ続けたけど
これは・・・なあ・・・
「自業自得ってやつだな。
あんだけ飲んでりゃ、そうなんのは当たり前だわ」
「大輝でも、四字熟語って知ってんだね」
「・・・もう帰っぞ」
「ハイ、スイマセンデシタ」
絶え間なく続く頭痛に耐え、荷造りを進める。
実は昨日、あの後大輝の携帯に赤司くんからのLINEが入った。
細かい事を伝えたら、じゃあ、明日の夜に。という何とも急な展開になってしまい・・・
「で、また俺かよ」
「お前だよ。あんたしか頼める人いないからね〜」
今日の夜と迫った荷造りに、お決まりの大輝を巻き込んでの作業です。
ブツブツと小言を言いながらも、テキパキと私が言った物を纏めてくれてるじゃない？
こいつの、何やかんややり出したらとことん最後までやり抜くその性分を知ってるから、適任！ってなっちゃったんだよね。
・・・まあ、そんな人じゃなくても、結局大輝に頼んじゃうんだけど。
「っしょっと・・・後は？」
「えっとね・・・じゃあ、あそこ。
タンスの２段目のやつ段ボールに詰めて」
「へーへー」
そっちを見ずにただ指図した。
ん？さっき２段目って言ったっけ？？
・・・わわ、うっわ！
「ま、大輝！ストップ！！！」
ガラッ
大輝はそこを何の気もなく開けてしまった。
「・・・ごめん。」
「・・・何お前、わざと？」
「ごめんなさい、間違えました。3段目です。」
そこに入っていたのは、まあ、うん。
女の子のあれだよ、あれ。
服の下に着るやつだよ。
・・・ああ、大輝、ほんとにごめんよ。
数秒固まっていた大輝は、はあ、と大きくため息をつき開け放った2段目を閉めた。
そして何事も無かった様に3段目を開けて、びっしり詰まった服を数枚出し、それを段ボールへ入れ始めた。
それを見届け、私もまた作業を再開する。
「・・・わ、わざとじゃないんです。
ほんとに間違えたの、ごめんね？」
「別に気にしてねぇよ。お前のだし。」
「・・・そ、そうだよね！私のだしね！
色気なんて無かったでしょ？ごめんね！！」
「・・・まあな。」
そんなハプニングもありつつ、3時間経てば綺麗に纏まり終えていた。
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羅夢(プロフ) - yukakdonaldさん» そう言ってもらえると本当に嬉しくて心の支えになります^ ^ありがとうございます。 (2017年11月6日 20時) (
レス) id: da06b6f43d (このIDを非表示/違反報告)
yukakdonald(プロフ) - 続きがすごい気になります！更新待ってます！ (2017年11月5日 13時) (レス) id: 9b227061d2 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - KANAさん» 嬉しいです！！！本当に力になりますありがとうございます(^^) (2017年8月17日 16時) (レス) id: da06b6f43d (このIDを非表示/違反報告)
KANA - この作品 スゴく面白いです！これからも読ませていただきます！更新頑張ってください！！ (2017年8月10日 18時) (レス) id: 3e35f2b141 (このIDを非表示/違反報告)
*。赤司 妃奈 。* - コメント読みました！私は、これからも、この作品を読むので続き頑張ってください！！応援してます^^ (2017年7月27日 14時) (レス) id: 97081c23e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羅夢 | 作成日時：2017年6月5日 22時
