【まふまふ】なんでも屋。

10なの。 ページ15

まふ｢ごめんね。泣いちゃって｣


『大丈夫』


あれから、数十分


まふまふさんは泣きやみ、いつも通りになった


まふ｢ごめんね、カッコ悪いとこ見せちゃった｣




『泣くことにかっこ悪いもなにもないよ』



まふ｢なのさんはかっこいいな…！｣




『そんなことない』



まふ｢そんなことあるよ！！｣



『というか、なのさん呼びやめよ』



まふ｢ふぇ？｣


どこまでもあざといなこのヤロー


『なのでいいよ』



まふ｢…じゃあ、なので////｣


くそかわ


『うん！』


まふ｢じゃあ、なのもまふまふさん辞めよう！｣



『分かった。じゃあ、まふで』


まふ｢ふぁ///！？｣




『だめ？』



まふ｢全然！むしろ大歓迎！！！！｣




なんか、めっちゃ必死になってるな…


『ほんとに？』



まふ｢うん！！！！｣



嬉しそうな声…多分今ニッコニコなんだろうな



まふ｢あのさ、ひとつお願いがあるんだけど…



いいかな？｣




『いいよーなに？』



まふ｢歌を録音する時、一緒にいてほしいんだ｣




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『…え』



まふ｢リアルで会えない？って意味｣


『あぁ…』



まふ｢…無理ならいいんだ｣



『大丈夫なんだけど…』



まふ｢けど？｣



『…家出るのめんどくさい』



まふ｢ﾌﾟｯははははは！そんなことか〜！｣



『そんなこととはなんだよ！！めちゃくちゃ重要なんだからな！！』



まふ｢なのs…なのがよければ、僕がなのの家に行くよ｣



『いいの？』



まふ｢うん！｣




『じゃあ、お願い』




まふ｢いつなら大丈夫？？｣



『いつでも』


暇人だからな…って言ってて辛くなってきた



まふ｢曲ちゃんと覚えたいから、今週の日曜日で大丈夫？？｣



『ぜんぜんおけ』



まふ｢じゃあ、日曜10時に行くね！｣



『りょーかい。住所は…………………だよ』


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・



まふが喋らない


なんかまずいこと言ったかな？

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まふ｢……え｣

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