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弐拾伍 続き ページ25

伊之助「おいおい、なに言ってんだ。その箱の中には鬼がいるんだぞ。わかんねえのか」

「そんなことは最初からわかっている!」

鬼を連れていることは分かってた
鬼の音は、人間の音と全く違うから

でも、炭治郎からは泣きたくなるような優しい音がする

ミチちゃんも普通の人間の音とは別の音がするんだ。
何かを隠しているようなでも、優しい音で落ち着く音がするんだ

今まで聞いたことがないくらい2人からは優しい音が聞こえる

生き物からは常に音がしている
たくさんの音が溢れ出している

呼吸音、心音、血の巡る音、それを注意深く聴くと
相手のなにを考えているのかわかった

でも、俺は、人によく騙された
俺は、信じたいものをいつも信じた

鬼殺隊でありながら鬼を連れている炭治郎
でもそこには、必ず事情があるはずだ
それは、俺が納得するできる事情だって信じている

「俺が」

伊之助「あぁ?」

「俺が直接、炭治郎に話を聞く!
だから、お前は…引っ込んでろ!!」

伊之助が善逸を殴り蹴り投げ飛ばしたりした
それでも善逸は箱を守り続けた

絶対にこいつに箱を触らせない、傷つけさせたりしない!

「それは炭治郎の大事なものだ!!
あいつが戻るまで絶対に触らせない!」



痛い痛い
身体中に蹴られ殴られてあっちこっち痛い!

でも、これは炭治郎の大事なものなんだ
必ず、守ってみせる!

伊之助「退けぇ!」

「嫌だ!」

炭治郎「!!」

『善逸!?』

ちゃんとお前の大事なもの守ったぞ

弐拾陸 喧嘩→←弐拾肆 善逸side



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sasa(プロフ) - こんばんは!初めて拝見しました!面白いです!肆拾伍の炭治郎が首のない鬼に対して、てさぎりをしようと提案していますが、正しくは袈裟斬りです(けさぎり)。細かくて申し訳ないのですが、直していただきたいですm(__)mこれからも応援しているので、頑張ってください! (2019年8月16日 1時) (レス) id: 51b1b26268 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年7月16日 15時) (レス) id: 24467df71f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:未知 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/verifymail?  
作成日時:2019年7月16日 14時

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