もったいない系女子。

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「A！おはようー！」

朝から元気な里穂。

いいことあったの？

「里穂ー！おはよ！あったのー？」

私がそう聞くと里穂はニヤニヤする。

「え？Aならわかっちゃう？親友だからわかっちゃう？実はねー！」

前触れ長いよ里穂ちゃん。

「なにー？」

「一哉と付き合うことになりました！」

なん…だと…!?

「ほんとー！？」

「ほんとっ！今Aさ、なん…だと…!?って思った？」

その通りです。里穂様。

「予想的中だよ…。」

「へっへー！合コンで話してたら…ね？」

ね？って意味深ですね。

てゆうか…

「里穂が言ったなら私も言っていいよね？」

「なーにが？」

浮かれ気味の里穂さん。

今度は私のターンです！

「実は私も…」

「えー！？花宮くんと付き合ったのー！？」

は…はえーよ。

「そう…てか気づくの早いしー、私から言いたかったのにー。」

私はほっぺを膨らます。

「ごめんごめん、」

ぺろっと舌を出す里穂。

「あっ！じゃぁAと私記念日一緒だね！」

「へっ？記念日？」

何のこと？

「A記念日知らないの！？記念日って言うのはねー？付き合った日のことー！１ヶ月記念日とかいわうんだぜ」

そうなんだっ。

「一緒に祝おうよっ！ね？」

子犬のような里穂。

「うんっ！祝いたい！」

１ヶ月

２ヶ月

３ヶ月

いつまでも一緒に居られたら幸せです。

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