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「Aの事、好きだった。」

驚いて顔をあげると片手で顔を覆っている花宮くん。

その大きな手で顔を覆っても顔が真っ赤な事がよく分かる。

「うっ…嘘でしょ?」

こんな恋叶うハズなんて無かった。

だって、一番最初の接点は

“電車の車両が隣同士”

ただそれだけ、

それだけのハズだったのに、

私が生徒手帳を落としただけでこんなに接点が生まれるなんて。

思ってもみなかった。

「嘘じゃねぇよ!俺は自分にいい事が帰ってこねぇような嘘はつかねぇよ。」

ドクッ__ドクッ_ドクッドクッ

自分でもわかる。胸の鼓動がどんどん早くなってく。

「俺はお前に一目ぼれしたんだ、1年の終わりぐらいからだよ、」

淡々と話を始める花宮君。

「Aが覚えてるかなんて知らないけど、一回だけ目があったの覚えてるか?その時にAが俺に向かってお辞儀してくれたんだよ、」

嘘でしょ?私もその時に花宮君に__

「お前無意識かもしれないけどすっげぇ可愛かった。」

花宮くんもすっごくカッコよかった。

「それで俺はお前に惚れた、でも接点なんてまるで無かったからよ、諦めようとしてたんだ。」

私も、そんな時ありました。

花宮君が好きだったから諦めたかったの。

「でもその時にお前が生徒手帳を落とした。それも電車の中で、俺はお前を見てたからすぐに分かったけど、声をかけれなかった。Aが電車を降りてから生徒手帳を拾って明日渡そうって思ったんだ。」

勇気、私たちの恋の代名詞。

「案の定、生徒手帳を探してるA。」

探してましたよ、無いと困るもん。

「生徒手帳を渡してカフェで話したとき性格も良いやつなんだなって思った。…Aに惹かれていくのが自分でもよく分かった。」

良いところばっか見つかるんですよね、

嫌いになりたいのに。

「でも、Aは可愛いからさ、学校でもモテてて俺なんかに相手してくれないって思った。だから嫌いになろうとした。でもっ!嫌いになれなかったんだよ。」

嫌いにならないでくれてありがとう。

私を好きでいてくれてありがとう。

君に伝えたい言葉は2つあります。

それは。

ありがとう、

あと、、、


______大好き。

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設定タグ:黒バス , 霧崎第一 , 花宮真   
作品ジャンル:アニメ
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そると_(プロフ) - エリーさん» ひゃっほぉー!!もらっとくねー! (2014年9月7日 11時) (レス) id: f1cd078256 (このIDを非表示/違反報告)
エリー - そると_さん» いいよ〜私も話したいです!! (2014年9月6日 20時) (レス) id: c5143fca01 (このIDを非表示/違反報告)
そると_(プロフ) - エリーさん» 碧とLINEやってる?アカウント貰ってもいい?色々話したいぜ!ww (2014年9月6日 15時) (レス) id: f1cd078256 (このIDを非表示/違反報告)
エリー - そるとさん» りょーかいです! (2014年9月2日 13時) (レス) id: ec63239e66 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - へへへ、そーです!wwwネットなら敬語とか使わないでイイヨン(((o(´▽`)o))) (2014年8月28日 20時) (レス) id: b4ca0201c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そると_ | 作成日時:2014年7月13日 5時

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