手裏剣日和 ページ10
サクモさんとカカシくんとお昼を食べたあの日から数日経った今日、私はあの日、カカシくんと交わした約束を果たすためにはたけ宅を訪ねに行く所だった。
初めにカカシくんにあの手裏剣を使ってみたいと言われた時は正直驚いた。
あの位の年齢の子がこんなごつくて重そう、しかも結構危ない手裏剣に興味をもつとは思っていなかった。そんなものを玄関に飾っておく私も私だが...。
まぁ危ないのには変わりないがちゃんと手順を踏んで使い方に慣れていけば大怪我なんてものはしないし、一応私も中忍の端くれではあるからちゃんと安全に教えてあげれる自信はあった。
そんなことを考えながらはたけ宅に向かっていたが思ってたより私の家のすぐ側だったらしく、もう玄関の前に着いていた。
「(うわ...なんかいきなり緊張してきた、よく分からんけど。)」
初めての訪問に緊張しながらシンプルでありながら趣のあるはたけ宅のドアをノックしようとした、その時、ドアが勢いよくガラッと開いてほうきを持ったカカシくんが出てきた。
「っっお...!!!」
「!!...びっくりした.....って、なんでいるの。」
目をぱちぱちさせて驚いている様子のカカシくん。正直私も凄いびっくりした。早く答えなければ完全に不審者ポジションになるので私は背負っていた手裏剣を胸の前に抱えてにっ、と笑ってみせた。
「約束、果たしにきたよ」
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1話からちょいちょい手直しを加えたので良かったら見ていってください。
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エリンギの里(プロフ) - マエさん» 遅くなってしまいすみません!!!リクエストありがとうございます!これからどんどん消化していくつもりなのでよろしくお願いします! (2018年8月28日 7時) (レス) id: 261a460ea4 (このIDを非表示/違反報告)
マエ - はじめまして!この小説とっても好きです!リクエスト失礼します。「カカシくんとお昼寝」が見てみたいです! (2018年6月17日 21時) (レス) id: 635fab4d0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エリンギの里 | 作成日時:2015年4月12日 21時