検索窓
今日:16 hit、昨日:6 hit、合計:89,165 hit

S気 ページ49

そうして迎えた第1試合。まずエース対チーターっぽい奴。次にマルコ対ポルチェ。そして私対ハンバーグ。マルコいる時点で負ける気しないんだけど。
司「では位置について!ヨーイドン!」
雀に乗った司会者の言葉で走り出す2人。コースはこの島をグルッと一周。ショートカットはなし。映像電伝虫が監視している。覇気で2人がどこを走っているのか探る。
エ「うあぁぁ!!」
途中エースの悲鳴が響いた。何事かしら?
足止めをくらっている感じ、罠かな。っていうか罠の一つや二つ燃やしなさいよ。
そうこうしているとチーターがポルチェにバトンを渡す。エースはまだ来る気配がない。
「何やってんだか…」
遅れてやってきたエースはヘロヘロになりながらバトンをマルコに渡した。
「大丈夫?」
エ「んだよあれ!海楼石の網とか反則だろ!」
足止めをくらうわけだ。
「大丈夫よエース。今はマルコ。彼にそんなの効かないわ」
予想通り、マルコは直ぐに一周したらしく戻ってきた。ポルチェはまだ来ていない。まぁ当然か。ただの人間が高速で飛ぶ不死鳥に勝てるわけないものね。
バトンを受け取って走り始める。妨害?二度とさせないわよ。同じ手が何度も通じると思うなよ、キツネ君。
ゆっくり走っているとハンバーグが追いついてきて抜かされそうになる。
「残念だけど、あいつのノロノロをくらう程私は遅くないわよ」
挑発的に言ってみると、思いの外乗ってくれなくて残念だった。口だけと思われているのか、それともあいつの能力をそこまで信じているのか。後者だとしたら滑稽だ。
「剃」
剃を使って一気に駆け抜ける。長距離には向いてないんだけどな…。
ゴールすると、フォクシー海賊団の奴らは沈黙していた。お兄ちゃんが口笛を吹くのが聞こえてそちらを見ると、ニヤニヤしていた。
ハ「何で最初から本気出さなかったわけ?」
「面白くないでしょ?」
キツネ君を見ると驚いたような信じられないような、様々な感情が混ざった表情をしていた。
「そうそう、その顔が見たかったの。もっと嘆き悲しんでよ。ノロノロが使えなかったら何の価値もないんだからさ、あんた」
そう吐き捨てるとお兄ちゃんに肩を掴まれて強く揺すられる。
ハ「何言ってんの?!イゾウのS気移ってるよ!ダメ!戻ってきて!A!」
イ「いいじゃねえか、面白え」
ハ「何も面白くない!このドS野郎!」

マ「あいつらが兄妹だと思う瞬間だねい」
サ「あぁ。同感だ」
マ「ハルタもあぁなる時あるしねい」
サ「無自覚だがな」

ヤミヤミの実のチカラ→←暇潰しにちょうどいい



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
63人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

シュケル - ヒロインも相手をいたぶるのが癖になりましたね!!!! (2016年12月25日 6時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - それにしても驚きましたよねぇ!!!まさかルッチ達がCP0に昇格するなんて!!!! (2016年12月24日 17時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 他のリクも心待ちにしていますよ!!!! (2016年12月24日 10時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - あなたはCP9がお好きなんですね!!!理由は何となくわかります!!!! (2016年12月23日 17時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - なぜCPOを出そうと思ったのですか??? (2016年12月23日 9時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:焔彩 | 作成日時:2016年10月10日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。