＿＿をする少女はハルタの妹？！ 〜番外編その2〜

ダウト ページ45

サニーで一度あまりに退屈でトランプをして遊んだ事があった。
ナ「ダウト」
さっきから容赦なくダウト宣言をしているのは我らが航海士ナミちゃん。そしてされたゾロ君はゲッという顔をして場にあったカードを持って行く。
「ナミちゃん強すぎ…」
ナ「こういうのは得意なの」
さすが元泥棒。いや、関係ないか…？
ロ「サーシャは賭け事苦手って言っていなかったかしら？」
「だって今何も賭けてないし」
フ「じゃあ賭けるか？」
「嫌よ」
でも負ける気しないのよね…。
「ルフィ君ダウト」
嘘つくのが超下手な人いるし。エースより下手。まぁ、良くも悪くも素直って事ね。
ル「何で分かるんだよ！」
「「逆に何で分からないと思ってるんだよ！！」」
ロビンさん以外一斉にはもる。
出す時に目が泳げば誰でも分かるっての。
サ「ルフィ。諦めろ。これはお前に一番向いてないゲームだ」
ル「うっせー！おれだってやればできる！！」
フ「じゃあやってみろよ」
ル「望むところだ！」

数分後。
ルフィ君の手元には持ちきれない程のカード。私たちは全員あがって結局ルフィ君の負け。
「ロビンさん強いね」
ロ「能力は使ってないわよ」
ナ「まぁロビンが強いだろうってのは予想できたけど、サーシャが意外にも強かったわね」
「んー、賭けてるとさ、なんか緊張して嘘とかつけなくなるのよね」
それに対してルフィ君は叫ぶ。
ル「もう一回だ！次は賭けてやるぞ！」
「ちなみに、私に不利益がない時はそんな事ないから」
ナ「例えば？」
腕を組んでモビーにいた時の事を考える。
「そうね…ただ単にお金を賭けるとか…筋トレをするとか…？」
チョ「じゃあ何だとダメなんだ？」
「食事奢るとか」
全「へー」
エースとか容赦なかったしなぁ。まぁエースの場合賭けじゃなくても奢ってあげてたけど。お兄ちゃんたちは分かってくれなかったけどエースってすごく美味しそうに食べるしその姿が可愛かったんだよね。
ル「じゃあもう一回だ！」
ゾ「どうせなら賭けるか」
サ「負けた奴は甲板の掃除とかどうだ？」
「いいんじゃない？」
それなら負けても問題ないし。

「あがりー」
最後のカードを出すと当然ダウト宣言をされるけど、嘘なんてついてない。
「計算すれば簡単よ」
ナ「サーシャが本気出した…！」
計算ならエースやお兄ちゃんの書類で嫌ってほどしてたしね。
ロ「すごいわね」
先にあがっていたロビンさんが褒めてくれるけど…。
「ありがと」
そのまま勝負が進み結局負けはルフィ君になった。

もしも白ひげ海賊団が現代を生きていたら→←温もり ※モビー視点第二弾 ＊

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