＿＿をする少女はハルタの妹？！ 〜番外編その2〜

決勝 ＊ハルタ視点 ページ5

Dブロックは驚きの結末をむかえた。
「何だよ、あのナルシスト野郎」
寝たと思ったら急に風みたいになって全員を斬ったかと思ったらまた寝やがった。
サ「口が悪いぞ、ハルタ」
声をかけてきたのは、麦わらがさっきまでしてた格好のサボ。
何で革命軍がいるんだ？
「お前何でいるんだ？麦わらは？」
バ「おいおい、この方を誰だと思ってやがる」
バルトロメオだっけか？
やけに突っかかってくる。
「革命軍参謀総長のサボだろ？んでもってエースの兄弟」
サ「こいつは白ひげ海賊団12番隊隊長だ。つまりはエースの仲間」
バ「エ、エース大先輩の…な、な、仲間…？！」
「何こいつ、うざいんだけど」
サ「にしてもハルタ。お前女装似合いすぎだろ」
「ほっといてくれる？！叩っ斬るよ？！」
サ「おー、怖」
レ「あ！ルーシー！サーシャ！私も決勝に…」
レベッカがオレたちを呼ぶ。
名前を呼ばれて隣でサボが吹き出す。
こいつ…。
ってか違う事くらい見て分かるだろ…！昔は似てるって言われてたけど…！
レ「違う…」
「そういうのは最初に気づいて欲しいんだけど」
サ「レベッカだな？お前の素性はだいたい分かる」
嫌われ者の王女様だろ？
サ「表面だけ取り繕って、ここはおれたちの育った国によく似てるな…」
エースに前聞いた事あったな…。故郷の事。

そして始まった決勝。
「賞品ってなんの実なわけ？」
それを聞き忘れた。
バ「カゼカゼの実っていう自然系らしいですべ」
「どうせなら動物系の幻獣種とかなら面白いのに」
サ「そう言うな」
それにしても、実だけで名前が分かっているのは珍しい。図鑑なんか、前見たけど超薄っぺらかったのに。
選手紹介の後、最高幹部の一人であるディアマンテが入ってきた。最高幹部っていってもその程度か。
まぁ四皇と比べちゃダメか。
「…闘魚って食ったら美味いのかな？」
説明をしている横でサボに聞いてみる。
サ「美味いんじゃないか？調理次第で」
サッチがいたら調理してもらいたかったな。
司「今開始のゴングが鳴った！」
それと同時にサボは闘魚をおびき出そうと走り回る。
そんなにあの実が欲しいわけ？
オレはリングの端に立って水中を覗き込む。
やっば。柄にもなく興奮してきた。
飛び出てきた闘魚を剣を抜いて叩っ斬ると、血を出して水面に浮かんでくる。
あぁ、ゾクゾクする。口角が上がるのが分かる。
サ「おぉ、怖え」
「悪いけど、オレはAのせいで機嫌悪いんだよね。その憂さ晴らしさせてよ」
さぁ、楽しくなってきた。

成功→←希望の光

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