脱出 ページ24
次の日、街では変な噂が流れていたらしい。
「あーあ、レベッカかわいそう」
キュロスを横目で見つつ言う。
キュ「何とでも言え。これがわたしの答えだ」
どれだけその手が血で穢れていようと、親とは一緒にいたいと思うのが子供でしょ。
「親かぁ、早くオヤジ来ないかなぁ」
ゾ「てめえはそればっかだな」
ル「ふぃろひふぇのおっふぁんふるほか?(白ひげのおっさん来るのか?)」
食事をしながらさっきから怒ったり泣いたり寝たりしている。
「来るわよ」
ハ「今の分かるの?!」
雰囲気とノリで判断。
マ「ウチにも似たような奴いるだろい」
エースね。
でも彼は寝たまま食事しない。
その時、子伝電虫が鳴って出ると陽気な声が聞こえた。
サ《今どこにいるんだ?》
エ《A!》
ル「エース!!」
「ちょっとルフィ君うるさい」
受話器をお兄ちゃんに取られてしまう。
ハ「覇気使えるだろ。それでこい」
それだけ言って切ってしまった。
そして小屋の扉が開いてバルト君が来た。
バ「大変ですべ!うおっ!ダメだべ!麦わらの一味が6人もいると眩しすぎて直視できねえ!」
「バルト君?私はもう違うわよ?」
バ「おらの中では永遠に麦わらの一味だべ!」
バカな。
マ「要件をさっさと言えよい」
バ「はいだべ!海軍に動きがあったんだべ!」
海軍に?
キュロスの方にかかってきた電伝虫もその話だったみたいで、皆は逃げる準備をし始めた。
ウ「お前らはどうすんだ?白ひげが来てるならそっちも狙われるんじゃ…」
マ「それはねえよい」
ハ「海軍だってこんな所で四皇と戦争はしたくないだろうしね。相手が藤虎だけならマルコだけで何とかできる」
「まだここにいるわ。変に動き回るとエースとサッチが来れなくなるだろうから」
そう言って彼らが出て行くのを見送った。
マ「今この島にいるのは藤虎、お鶴、元元帥センゴクだよい」
「センゴクまでいるの?」
ハ「何もしないと思うけどな。センゴクとお鶴は」
「ルフィ君たち大丈夫かしら…」
そうこうしていたら、エースたちがやってきた。
エ「A!大丈夫か?!」
サ「うるせえ!」
「…海軍とか大丈夫だった?」
エ「おう!」
「そっか。よかった」
微笑みかけると抱きついてきた。
エ「A〜!」
ハ「ちょっとエース?何考えてんの?斬られたくなかったら今すぐ離れな」
「いいじゃない、お兄ちゃん。久しぶりなんだから」
ハ「そうやって甘やかすからそいつは調子に乗るんだよ!」
「まあまあ落ち着いて」
ハ「落ち着けるか!!」
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シュケル - ヒロインも相手をいたぶるのが癖になりましたね!!!! (2016年12月25日 6時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - それにしても驚きましたよねぇ!!!まさかルッチ達がCP0に昇格するなんて!!!! (2016年12月24日 17時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 他のリクも心待ちにしていますよ!!!! (2016年12月24日 10時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - あなたはCP9がお好きなんですね!!!理由は何となくわかります!!!! (2016年12月23日 17時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - なぜCPOを出そうと思ったのですか??? (2016年12月23日 9時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:焔彩 | 作成日時:2016年10月10日 20時