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決着 ページ22

覇気を両手足にまとって能力を使って琥珀に纏わせる。
マ「A…?」
ハ「一体何を…?」
一度深呼吸をして呼吸を整える。
「無限の花々(アンリミテッド・フラワー)!!」
血の花よりも効果があるけど体力の消費が倍。
巨大な花々の中に相手を捕らえてその鋭い花弁で相手を切り裂く。
ド「ぐっ!」
ドフラミンゴの姿が花に包まれるが、しばらくすれば花が逆に切られて奴が出てきた。
ド「この程度か…?」
「立ってるのがやっとのクセに…!」
ド「…いい度胸だ。おそらく、デリンジャーとの戦いでの傷がなく、万全の状態であったならおれも苦戦したかもしれんが、今の貴様を消すくらい造作もない」
手足に糸が巻きついて離れない。
「っ!」
ド「白ひげ海賊団は仲間の死を許さない。ならば目の前で仲間を殺されればどうなるんだろうな」
その言葉に反応して動こうとするお兄ちゃんとマルコ。
ド「動けばこいつを殺す」
でも動けなくなる。
「ふざけるな…!」
動けない…。
こんな糸…!
目の前に奴の糸の束が迫った時、名前を呼んだのはお兄ちゃんでもマルコでもなく…。
「ルフィ!!!」
かつての船長だった。
そして、糸が弾かれると、ルフィ君がいた。
「ルフィ君…!」
ル「待たせた!」
その隙にお兄ちゃんが私の糸をとる。
「ありがとう」
そしてルフィ君がドフラミンゴと向かい合う。
ド「やっと覇気が回復した程度。立ってるだけで辛いだろう」
ル「それはお前も同じだ!」
無茶はしないでよ…。

ル「お前は!何でも操ろうとする!」
ルフィ君のギアフォースによるキングコングガンがドフラミンゴを地面に叩きつけた。
「ルフィ…君…」
ギアフォースが解けて地面に叩きつけられそうになったルフィ君はローの能力で助かったみたいだ。
マ「マジでやりやがった…」
ハ「嘘だろ…」
「やった…!」
空を見れば糸は消えている途中だった。
安心したからか、足元がフラついてお兄ちゃんに倒れかかってしまった。
ハ「大丈夫?」
「当然…」
マ「これで取り敢えずハルタは死なずにすんだねい」
ハ「まったくだよ」
「…お兄ちゃん」
ハ「ん?」
急に眠気が襲ってきて、目を閉じてしまいそうになる。
「お説教は勘弁して欲しいな…」
ハ「…今回は許してあげる」
「ありがとう…。それと…ゴメンね、二人とも。私のせいで巻き込んで…。オヤジには私からちゃんと謝っとくから…」
マ「そうかい。なら俺らは一切庇わねえからねい」
「ん…」
ゆっくりと目を閉じた。
優しい兄の顔を見ながら…。

三兄弟 *ハルタ視点→←加勢



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シュケル - ヒロインも相手をいたぶるのが癖になりましたね!!!! (2016年12月25日 6時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - それにしても驚きましたよねぇ!!!まさかルッチ達がCP0に昇格するなんて!!!! (2016年12月24日 17時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 他のリクも心待ちにしていますよ!!!! (2016年12月24日 10時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - あなたはCP9がお好きなんですね!!!理由は何となくわかります!!!! (2016年12月23日 17時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - なぜCPOを出そうと思ったのですか??? (2016年12月23日 9時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:焔彩 | 作成日時:2016年10月10日 20時

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