ハロウィン ＊本編とは関係ありません ＊ ページ19
エ「A！」
船内を歩いていたら、エースに名前を呼ばれて振り向くと、笑顔の彼がいた。
エ「トリック，オア，トリート」
手を差し出されて言動の意味を考える。
「そっか、今日はハロウィンか。お菓子…あったかな…？」
ポケットの中を漁ると、小さな飴が入っていたからそれを渡す。
「はいどうぞ」
エ「ありがとな！」
「仮装しないの？」
エ「しねえよ、めんどくさい」
「じゃあ私もするからエースもしよ？」
そう誘えば、笑顔で頷く。
部屋で着替えてから食堂に向かう。
「サッチー！」
「「トリック，オア，トリート」」
厨房にいたサッチ、談笑していたお兄ちゃんとイゾウ、マルコ。そして他の船員全員が驚いていた。
ハ「な、何て格好してんの…」
私は魔女、エースは吸血鬼。あったもので簡単に仮装した。
「ほら、ハロウィンだから。折角だからエースと仮装してお菓子もらおうかと思って」
エ「サッチ！さっさと菓子くれよ！」
「お兄ちゃんたちもちょうだい」
おねだりしてみると、お兄ちゃんはポケットから袋に入ったクッキーをくれた。イゾウは何だかよく分からないものをくれた。
「何？これ」
イ「栗きんとんっていうワノ国の菓子だ」
「へー」
珍しいからありがたくいただこう。
エ「マルコはねえのかよ？」
マ「俺が菓子を持ち歩いてると思ってんのかい？」
「お酒でもいいよ」
マ「酒は菓子じゃねえ」
エ「ってかマルコは菓子食わねえよな」
マ「そういう事だよい。サッチにもらえ」
そう言われてサッチを見ると、立派なケーキが！
「「おー」」
サ「エースあたりが来ると踏んでたんだよ。食い意地張ってるからな」
ハ「Aも来るとは思わなかったけど」
「楽しいじゃない」
ハ「はいはい」
サ「ほらよ、できたぜ」
運ばれてきたケーキはハロウィン仕様で可愛かった。
「おいしそー！」
エ「さすがサッチ」
そして、食べだしそうなエースをとめて、ケーキを持って向かったのは、オヤジの部屋。
「オヤジ！一緒にケーキ食べよ！」
オ「何だ二人して、随分といい格好してるじゃねえか」
「今日はハロウィンよ。ねっ、エース」
エ「おう！」
サッチに作ってもらったケーキを見せて三人で食べ始める。
「エース、口元に付いてるわよ」
エ「ん？どこだ？」
「動かないで、とるから…よし、とれた」
エ「サンキュー」
オ「グララララ！お前らまるで恋人だな」
エ「なっ…！」
「親子じゃなくて？」
エ「変な事言うなよ！オヤジ！！」
オヤジと二人で恥ずかしがるエースを笑う。
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シュケル - ヒロインも相手をいたぶるのが癖になりましたね！！！！ (2016年12月25日 6時) (
レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - それにしても驚きましたよねぇ！！！まさかルッチ達がＣＰ０に昇格するなんて！！！！ (2016年12月24日 17時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 他のリクも心待ちにしていますよ！！！！ (2016年12月24日 10時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - あなたはＣＰ９がお好きなんですね！！！理由は何となくわかります！！！！ (2016年12月23日 17時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - なぜＣＰＯを出そうと思ったのですか？？？ (2016年12月23日 9時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焔彩 | 作成日時：2016年10月10日 20時
